デンマークのユニバーサルロボット社、2022年第1四半期の売上が過去最高を記録
2022年4月27日、デンマークの協働ロボット(コボット)メーカーであるユニバーサルロボット(Universal Robots)社は、2022年第1四半期の売上が8500万ドル(109億6500万円、1ドル=129円で換算、以下同)となり、2021年第1四半期の売上を30%上回り過去最高を記録したと発表した。
同社は、1月に、2021年の売上高が3億1100万ドル(401億1900万円)を超えたことを発表しており、その要因について、自動化が生産性にもたらすメリットや、労働力不足に直面している企業を支援するコボットの役割に対する認識が高まっていることを挙げている。
同社の最高財務責任者であるKim Nørgaard Andreasen氏は、世界中の企業が新型コロナウイルスのパンデミック、サプライチェーンの課題、紛争による混乱に直面している現在、第1四半期に好調な売上を計上したことは、企業が競争力を維持するために協働ロボットによる自動化が果たす重要性を証明しているとの見解を示した。
さらに Andreasen氏は、社会と企業の両方の動向を考えると、あらゆる面で自動化の需要が高まっており、その需要に応えるために、デンマークに新しい本社を建設するなどの計画を進めていると述べた。
出典:
2022年4月27日付 Universal Robots News(英語)
https://www.universal-robots.com/about-universal-robots/news-centre/universal-robots-records-best-ever-q1-results/
2022年4月29日付 Robotics & Automation News(英語)
https://roboticsandautomationnews.com/2022/04/29/universal-robots-records-best-ever-q1-results/50680/
(参考画像)Universal Robots Products
https://www.universal-robots.com/products/collaborative-robots-cobots-benefits/