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中国の瑞龍諾賦社、内視鏡手術支援ロボットの低価格化、モジュール化により拡販を図る

2022年9月15日付36kr.jpによると、中国の瑞龍諾賦(Ronovo Surgical)社は、幅広い診療科目の中国の術式に適応した操作性に優れる低価格のモジュール式内視鏡手術支援ロボットを開発し、2020年時点で4億ドル、世界市場の5.1%という黎明期にある中国の内視鏡手術支援ロボット市場での拡販を図っている。
 
同ロボットは、病院のニーズに合わせて、メインコンソール(操作部)、アーム数の異なるペイシェントカート(ロボット部)、3D腹腔鏡、手術器具などをさまざまな組み合わせや数量でセットアップでき、術式に応じた柔軟な配置、異なる手術室間での移動が可能。設置面積が小さいため既存の手術室にも設置でき、導入コストや患者の費用負担を軽減にもつながるとしている。

また、医師の目となる高精細3D腹腔鏡システムには、術前に患者特有の組織構造や病巣位置などの病理情報を確認する3D画像再構成、術中に血流評価や組織識別、腫瘍切除縁の分析を行う蛍光イメージング技術を統合したことにより、手術成果を確認しながら手術の進行を最適化できるとのこと。

瑞龍諾賦は、2019年に内視鏡手術支援ロボット「ダビンチ」を開発した米インテュイティヴ・サージカル(Intuitive Surgical)社の元戦略開発担当上級副社長で、元Fosun Group(復星)社のグローバルパートナーであるChangzheng Ma博士により設立された。

出典:
2022年9月15日付 36Kr Japan(日本語)
https://36kr.jp/198925/  
2022年8月12日付 36Kr(中国語)
https://36kr.com/p/1858207905568386