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米ボストン・ダイナミクス社、4足歩行ロボット「Spot」の最新アップグレード版を発表

2022年5月3日付The Rebot Reportによると、5月10日から11日まで、ボストン・コンベンション&エキシビション・センターにおいて開催されるRobotics Summit & Expoで、米ボストン・ダイナミクス社は、4足歩行ロボット「Spot」を展示するとともに、同社の倉庫ロボット部門シニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーであるKevin Blankespoor氏が、11日に「The Next Generation of Mobile Robot Applications」と題した基調講演を行う。

同社は、展示会で、充電時間の短縮、ペイロードの増加、5G接続のサポートのアップグレードを行ったSpotの最新版を発表する。Spotには、フィールドでのデータ処理能力を与える高効率なコンピュータ「Spot CORE I/O」が搭載されており、ビジョンベースの現場調査や継続的なデータ収集を可能にした。また、5Gモデムが内蔵され、より高速で信頼性の高いネットワーク接続を実現、Rajant Kinetic Mesh Radio Kitの使用により、インフラを変更することなく、ネットワークにSpotを迅速に展開することができる。さらに、ロボットのハードウェアを更新し、5つのステレオカメラで、フルカラー画像と既存の奥行き情報を提供するようになった。その他、タブレット端末、ジョイスティック、充電器などをアップグレードしている。

同社は、Spotの機能拡張が評価され、The Robot Reportの姉妹誌であるRobotics Business Reviewの「RBR50 Robotics Innovation Award」を受賞した。

出典:
2022年5月3日付 The Robot Report(英語)
https://www.therobotreport.com/boston-dynamics-upgrades-spot-with-faster-charging-new-payloads-5g/
Boston Dynamics(英語)
https://www.bostondynamics.com/