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【日本ワインテイスティング情報“三養醸造 猫甲州 2019”】

2020/11/14

皆様こんばんは。
株式会社いまでやの西尾香里です。
今夜は山梨県の生産者でお馴染みの‘’三養醸造”さんのワインのご紹介です。

【平和に微笑む山田さんの穏やかワイン】

【人生最後のワイン記録 ⑤ 2020/11/13】
三養醸造 猫甲州2019 11.5%

×「USA For Africa We Are The World」
https://www.bing.com/videos/search?q=we+are+the+world&docid=608016199556467718&mid=A253288B50E9F92A89C4A253288B50E9F92A89C4&view=detail&FORM=VIRE

【平和だ…限りなく平和な味わいがする…】
ファーストアタックでそう感じる。
世界の紛争地域で恐ろしい顔して銃を構える
兵士に飲ませて、
「にっこり」笑って欲しい…
そんな穏やかさ。

口に含んだ瞬間に思い浮かぶことは…
「山田さんのあの無邪気すぎるにっこり笑顔」
(※山田さん=山田啓二さん。かなり明るくて
面白い人。三養醸造の醸造責任者)

だって、このワインは
「スマート」で「美術館みたい」で「肩ひじ張っ」て「繊細」…
そんな甲州とは一線を画すのです。
これは「山田さんの味」なのです。

「今日は疲れたから、お惣菜の煮物でも買って食べようかしら…」
そんな時に誰よりも、どのワイナリーさんよりも早く挙手するのは
間違いなく三養醸造の山田さんの味わい。
「心穏やかになる…平和な心になる、心が静まる…」そんなワイン

2019ヴィンテージにもかかわらず、
【まるで新酒】かのような気泡が、
ボトルの底からもグラスの壁を伝ってでも溢れてくる元気さ。

買ってきたグレープフルーツがいつの間にか
熟れた香り、温州ミカンジュース、
ハーブ、石灰、青りんご、
とにかく華やかな黄色いお花畑のような…
香りまでとにかく平和。
それぞれの香りはみんな穏やかで、
グラスから“かけっこ”の様に立ち上ってくる
子はおらず、
ゆーっくり、それぞれ自分のペースで自分の持ち味が立ち登ってくる。
だから落ち着ける、肩の荷が下りる。
だから日常に限りなく溶け込んでくれる…

ジューシーで穏やかな果実味。
しかしそれで終わらないのが山田さんのすごい所。
舌の上で何度も転がしたくなるような、
球体の様に丸く尖らない果実味。
非常に球体に近い。

舌の奥にコロンって、転がり込めばこのワインが実は大人だったんだなぁ…
としみじみ感じる“ゆるり”とした酸味。
そこへ急いで駆けつけてきた若干の渋みがゴールテープを切って…
このワインを謳歌できました。

なんか…「山田さんに会って抱きしめられている」
かのような温もりを、側に感じるのです。

そんな“ゆるり”としたいとき、
“山田さんの笑顔に励まされたい”とき…
頼りになる1本。

※いまでやオンラインショッピング↓
https://www.imaday.jp/ ¥1,800(税別)

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