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開運よもやま話 #47 徳と劫 その4

前回からの続き~
さてさて、その人相観と再会した
次郎長さん、当然の如く人相観に対し
「やい、このいかさま野郎!
お前は以前、俺様が間もなく
死ぬと言ったが、全然死なないで
こうやって生きている!図りやがって!!」

…的な事を言ったらしい~対して人相観は
「いえいえ、私の目は確かです。
ですが今のあなたには死相がない、
消えている!何かをなさったのですか?」

次郎長さんは「お前が死ぬと言うから、
金なんて持っててもしょうがないから
全部寄付したんだ!お蔭で俺様は
無一文になっちまった!!」

すると人相観「それですよ!全財産を
寄付したから、死相が消えたんです。」

これはどういうことか?つまり次郎長さんは、
物施(物で施す~お金を寄付した)により
徳を積み、本来寿命が尽きるところを
延ばすことができたという訳です。

徳と劫は独立している…と書きましたが、
最終的(あの世に旅立つとき)には
徳-劫=ポイント(残った徳分)で
行先(霊界のレベル)が決定されるのです。

もし次郎長さんが同じお金を使うのでも
「余命がないなら、思いっきり
楽しいことして過ごそう!
美味しいモノ食べて、イイ女を抱いて…
とにかく散財して楽しめっ!」
みたいな使い方をしたならば、
恐らく人相観の言う通りに
程なく亡くなっていたでしょう…

次郎長さんは人情に篤い人だったと
言います。やはりお金を使おうとした時、
このお金が誰かの役に立ってくれたら…
という純粋な想いがあったのでしょう。

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ロビン
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