出口と入口、出入口 #3

前回は人の誕生に携った方のお話でしたが、
今回は人の死に携った方のお話で、
その方は皆さんよくご存知の壇蜜さん

壇蜜さんはかつて、エンバーミング、
遺体衛生保全士という職に就いていました。

その仕事を終えてから漫画喫茶に立ち寄り、
シャワーを浴びアルコール臭を洗い流し、
モデルの仕事に向かうこともあったとか！

前回の女優さんは助産師
壇蜜さんは遺体衛生保全士

片や誕生という名の始発駅担当
片や死没という名の終着駅担当

壇蜜さんも大胆に肌を晒した刺激的な
作品がありますけど、前回の女優さんの
「自分の身体(裸体)は
カメラの前では無で、レンズの
向こう側に居る人にだけ存在している…」と
だいたい同じようなことを
仰っていた記憶があります。

これは音楽家が言う
「音楽は聴く人の耳(心)の中に存在する…」と
ニアリーイコールでしょう。

恐らく壇蜜さんも、人の死に触れる行為が
肌を晒す行為に何かしら影響があった？？

このお二人の共通項は、
自身を「無」にしているところです。
無・空・ゼロ…

To be continued…