もしがんになったら抗がん剤を使いますか?

この質問を看護師中心の集まりで尋ねたことがあります。
回答は3人中3人が「一部のがんを除き使わない」と。
「それならなぜ医者は抗がん剤を勧めるの?」への答えは、何と「診療報酬の点数が稼げるからだと思う」でした!
参考ブログ ⇒ https://note.com/robin_fujiwara/n/n8f7dc0e2642c

以下は、今私が読んでいる本「がんが食事で消えた!」(中大輔著、副題は「代替療法否定論者の私を変えたがん患者への取材記録」、ユサブル刊1400円+税、2018年)からの抜粋です。
1) 著者が知合いの看護師に「抗がん剤って効くの?」と質問すると「ほとんどの場合は効かないね」との答え。 「毎日患者さんを見ているけど悲惨だもん」と。(池江里佳子さん・ホセ・カレーラスの白血病は例外らしい)
2) 著者の知合い9人の医療従事者(医師2人・薬剤師4人・看護師3人)に、絶対匿名を条件に「自分ががんになったら抗がん剤をやるか」を聞くと、「やらない」が4人、「現時点の抗がん剤ならやらない」が2人、「嫌だがやるしかない」が2人、「どうしていいかわからない」が1人、だった。
3) 立花隆氏が、有名大学病院の教授・がんセンターの医師たちとのシンポジウムの昼休みの雑談で、「結局、抗がん剤で治るがんなんて、実際にはありゃせんのですよ」と大御所の先生が議論をまとめると、みなその通りという表情でうなずいた。 著者がそれじゃ「患者よ、がんと闘うな」の近藤誠さんは正しいということ? と聞くと、大御所先生はあっさり「そうですよ。そんなことみんな知ってますよ」。 そしてその場の誰も異論を唱えなかった。

この本では、それならどうすれば良いのかのヒントとして、東京都八王子市の医師が実践している治療法(5~7割を治せると言っている)と、患者へのインタビューを掲載しています。

もし私ががんを宣告され抗がん剤治療を勧められたら、その医師に「あなたが私なら抗がん剤を使いますか?」と尋ねることにしました。


私のホームページはこちらです。
よろしかったらご覧ください。
⇒ https://robinfujiwara.sakura.ne.jp/hp/index.php/

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