ひな祭りの歌

気が向いたので2日連続のブログになります。
(「毎日書こう」と決心した訳では全然ないので誤解なきよう願います)

「うれしいひな祭り」、明かりをつけましょ ぼんぼりに~♫ この歌、皆様はどう思いますか?  サトウハチローの作詞、「2007年発表の日本の歌百選(文化庁)にも選ばれている名曲」だそうです。

ただ、サトウハチロー本人はこの歌が嫌いで「この曲を買い取って捨ててしまいたい」と言っていたそうです。
彼の家でこの歌の話をしたり歌ったりはご法度だったとのこと。
その理由は、歌詞2番の「お内裏様とお雛様~」のところとか。
ものの本によると、「内裏は、天皇皇后両陛下を指すもので、歌詞の辻褄が合わない」からだそうです。(私には良く分からず(笑))
また、早く亡くなった彼の姉と妹に関係があるという説もあります。

私が毎年この時期に聴いて「何故こんな歌が残っているのだろう?」と思う理由は作詞でなく作曲にあります。
作曲は河村光陽、「かもめの水兵さん」など多くの曲を残した人です。
「うれしいひな祭り」、すごく物悲しいメロディーだと思いませんか? 最後の「今日は楽しいひな祭り」の節回しなど、オバケでも出て来そうな。 もっと「楽しい」曲に出来なかったのでしょうか?

もしかすると、サトウハチローさんは「つけられた曲調が悲し過ぎてひな祭りに合っていないから」という本当の理由を言えなかったのかもかも知れない、と勝手な想像をしている私です。

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