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【孤独死】マンション管理の難しさ

理事長を務めるマンション(築38年)で孤独死が出てしまいました。

82歳男性、親族なし。
理事会として最も心配していた方でしたが、聴力が不自由だったためか、私達やケアマネージャーからのアプローチを頑なに拒絶されているうちに・・・

自宅内で倒れているのが発見されたのが7月12日。
様子がいつもと違うので警察に連絡して見つかったのですが、警察は「死亡推定時刻」も「死因」も教えてくれず。
「熱中症だったのでは?」と質問しても「言えないんです、察してください」と。

警察で検死の後、区役所に引継がれ、火葬されました。
変な噂が広がらないよう、経緯をまとめた「ご逝去のお知らせ」を全戸に投函したのが7月22日。
ところが昨日(8月28日)、ある居住者と話す中で、投函した手紙を読まれていないことが分かりました。
他のチラシなどと一緒にお蔵入りしてしまったようです。

居住者の無関心をどうやって解消して行くのか、考えさせられる出来事でした。

亡くなられたT様のご冥福をお祈りしつつ、今後の手続き(管財人選任の申し立て、財産処分、管理費&修繕積立金の回収)を模索する日々を送っている私です。

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