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関西~山陰の旅日記⑤        西宮(ii)「灘の生一本」というブランド

「灘五郷」、酒産量が世界一だそうです。(「酒」にワイン等が含まれるかどうかは不明) 西宮市~神戸市灘区の沿岸地域:西郷、御影郷、魚崎郷、西宮郷、今津郷 で「五郷」、有名酒造メーカーが連なっています。

灘五郷酒造組合の地域団体商標として「灘の酒」が登録されており、「灘五郷」は地理的表示(GI)の対象だそうです。
ところが日本の代表的ブランド「灘の生一本」が、商標登録されていないんですよ。 「商標登録すればこのブランドを横取り出来るのではないか」と思いますよね?
そうは問屋が卸さない、ようになっているのだと思います。

国税庁HPの中に「地理的表示『灘五郷』生産基準」を見つけました。
特性・原料・製法などを丁寧に説明しています。 これをクリアしてないと酒税法上「灘五郷」の酒と認められない、ということのようです。
これと、灘五郷酒造組合の商標登録「灘の酒」との合わせ技で、実質的に「灘の生一本」ブランドが守られているのだと思います。
何故こんな回りくどいことをしているのか、は  分かりませんでした。

この話をすると、居食ダイニングゆづ葉のマスターが「似た話はある」と言っていました。 ブログのネタにしたいので、読者の方が思い当たる話があれば教えて頂けると嬉しいです。
 
※:ゆづ葉:さいたま市南浦和駅東口 徒歩4分 気さくで情報豊富な腕利き料理人が好きでやっている、というお店です。

(続く)

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