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関西~山陰の旅日記⑪ 津山=中国山地の中原地帯

旅の初日に東海道線の下り車中で、「マインドフルネス・ガーデン」の共催者である認定講師(ズームでした会ったことのない、素敵な女性)が、岡山出身で「人形峠の近く?」と会話した記憶があったので連絡してみると、彼女の母方の田舎が岡山県津山市だと分かりました。 やりとりする内、津山という地名さえ知らなかった私が「今回津山に行こう」と思ったのが事の始まりでしたが、津山訪問が色々な意味で今回旅行のメイン・イベント(西宮とのダブル・メイン)となりました。

岡山駅で乗換えた津山線は2両編成、ディーゼルのワンマンカー。 懐かしいエンジンの振動に揺られて1時間半、山を登って到着した津山駅は、驚くほど垢抜けて小綺麗に整備されていました。
ホテルにチェックインする時、思わず「1泊の予約を2泊に変更したい」と言ってました。(「大丈夫です、同じお部屋をご用意できます」と完璧な応答も、若い垢抜けた女性でした)

中国山地にある津山ですが、駅から100mのところに吉井川(この名前のまま岡山市の東で瀬戸内海に流れ込む)が、川幅広くさらさらと流れています。 山の中ではなく平原にある立派な地方都市。 私の大好きな信州松本に似た印象の都市でした。

中国山地から西国の雄となった毛利元就の出自:郡山城(安芸高田市)は津山から西へ200kmも離れていますが、中国山地を東西につながる平原地帯は実り豊かな土地だったと理解しました。
岡山県の文化は岡山香川地方(海賊系?)と中原岡山(山賊系?)に分かれると思います。(中原地域は、兵庫~岡山~広島~山口 と繋がっていると思います)

(続く)

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