ナマズとカエルとウズラ

テネシー州での週末は、大自然の中で狩りか、釣りか、ゴルフということになる。釣りはナマズ（catfishing),ブラックバス、それにこの地では歓迎されていない鯉も我々には歓迎だ。夕方から小舟でカエル釣り。大物釣りが自慢話となる現地では、カエルも馬鹿でかいウシガエルだ。食える。

散弾銃も撃つ機会があった。現地の人がビーグルをつれアメリカウズラを撃ちに行くのでついていった。ビーグルは草むらに隠れているウズラをおいだす。草むらからウズラが空中に一瞬姿をあらわす。その瞬間をめがけて引き金を引く。散弾銃でも命中させるのは容易ではない。一撃必殺とはいかない。

この週末を満喫するにはまずが技術がいる。道具がいる。時間がいる。だが、食べるだけは現地人には負けない。生きること、生きるために人がしてきたこと、そんな瞬間をテネシーの大地で感じていた。