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練習試合【●中日 1-6 DeNA○】

ラミレスDeNAが中日に快勝/練習試合詳細
http://www.nikkansports.com/baseball/news/1604545.html

気がつけば今年のキャンプも折り返し地点を通過し、練習試合のフェーズに突入しておりました。我らがドラゴンズは先日韓国KIAとの今季初の対外試合を白星発進と幸先の良いスタートを切っておりましたが、同じセリーグのライバルとの初対決となるDeNA戦では、残念ながら黒星を喫してしまいました。

【ドラゴンズスタメン】
1 RF 古本
2 CF 大島
3 1B 森野
4 DH ビシエド
5 LF ナニータ
6 3B 高橋周
7 2B 堂上
8 C 木下
9 SS 阿部
P 小熊→又吉→岡田→大場→福谷→小川→田島

◎収穫点
・岡田、福谷、小川好リリーフ
・高橋周ツーベース、好調維持
・途中出場・井領タイムリーツーベース

先発小熊は散々な結果となり開幕ローテーション争いから数歩後退してしまいましたが、リリーフ陣はランナーを出しながらも得点を与えない粘りのピッチングが光りました。特に実績ある岡田投手は貫禄の2回無失点、昨季不振に終わった福谷投手も復調気配が見える無失点ピッチングを披露。
また昨オフFAで阪神へ移籍した高橋聡投手の穴埋めを期待される小川投手も1回無失点の好投。こちらは前回のKIA戦に引き続きの連投という形になりましたが、見事首脳陣の期待に応えました。同じ左のリリーフとしては新外国人のジョーダン投手との競争になるかと思いますが、彼がその役割を担ってくれるとチームとしては貴重な外国人枠を他のウィークポイントに活用できるため、今季の台頭が期待されます。

また高橋周選手、井領選手もKIA戦に引き続き結果を出しました。高橋周選手はサード、井領選手はレフトのスタメン取りに期待がかかる若手選手たちです。特に高橋周選手はサードのポジションを守れる選手が極端に少ないチーム事情を考慮すると、絶対に独り立ちしてもらわないと困る選手です(というか彼の出場機会を確保するために、サードのデプスを「敢えて」薄くしているわけですが)。
ベテラン森野選手もサードのレギュラー奪取に燃えているとの報道がありますが、チームとしては彼をサード・ファーストのバックアップに押しやるほど高橋周選手がブレイクすることを望んでやまないはずです。今後の実戦機会でも積極的に起用されるのは間違いないですので、今後もその成長を見守っていきたいと思います。

いよいよ来週からはオープン戦もはじまり、開幕に向けた調整も佳境に入ります。昨オフ多くのベテラン選手が抜けたこともあり、今季は若手選手にとってはレギュラー取り&一軍定着の大チャンス。かつては「老人ホーム」と揶揄されたチームは過渡期を迎え、大きく様変わりするシーズンになるはずでしょう。そんな我らがドラゴンズの興味深い2016年シーズンを、このnoteを活用して詳しく追いかけていきたいと思いますので、是非皆様お付き合いください。

(写真は中日ドラゴンズオフィシャルfacebookページより)

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