コブラ会シーズン4は旧作ファンは絶対見たほうがいい！

コブラ会シーズン4、12月31日配信という年末年始にイッキ見しなさいというNetflixの意向に従って全部見ましたよ！今回も安定の面白さで最高だったのは言わずもがなですが、シーズン4はかなり強い痛烈なメッセージが込められていましたね。

あの80年代大ヒットムービー「ベストキッド」の続編として元々はYouTube Red（今はpremium）製作されたコブラ会。シーズン3以降Netflixで製作されている大ヒットドラマです。81年生まれの僕はまさに小さい頃から幾度となくテレビで見た作品で、作中のペンキ塗りやワックスがけの動作を当時の子供達はマネしてましたよね？

そんなベストキッドの続編が作られる、しかもジョニーが主役で！

次世代を巻き込んだダニエルとジョニーのライバル対決、復活したコブラ会で暗躍するクリーズ、これだけでベストキッド世代には胸熱で、続編が作られたのも我々世代に向けたある意味懐古的コンテンツの意味合いが強いと思っていました。

しかし、シーズン4に入り、旧世代の固執した価値観に子供達が振り回される様子が強く描かれます。身勝手な大人たちが一方的に価値観を子供達に押し付ける、これ、自分も子供たちにやってる時あるなって見ながら思っちゃいました。

そんな大人たちに振り回されながらも、子供たちはミヤギ道やコブラ会の価値観１つに絞る訳ではなく、自分たちで必要な価値観を取り込み始めます。これを見て、ああそうか！コブラ会で本当に描きたかったのはここからなんだ！とようやく気づきました。

固執する旧世代への警告、次世代の多様性を受け入れる世界。

そして旧世代が子供達に影響を受けてどんどん変化していくであろうシーズン5。（すでに撮影完了してるから今年見れるかな！？）

ベストキッドシリーズのキャラクターをうまく再登場させながら、シーズンを追うごとにどんどん盛り上がるコブラ会、今後も目が離せないです！