あまりにも雑な私の音楽レビュー2

梅雨入りをしたのだかしていないのだかわからない天気が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
こんな時期こそ、気圧も気分も高圧的にいこうぜ。
Soul Power(13CATS)だ。テオ! テオ!
ルールを確認しよう。

【ルール】
iTunesをシャッフル再生し、流れてきた曲についてつらつら書く。以上。
綾鷹を飲みながらやる。最近高騰しているのでウィスキーでも飲んでいるような気分だ。

・te’/自由と孤立と己とに充ちた現代に生きた犠牲として訪れる『未来』
 「敢えて、理解を望み縺れ尽く音声や文字の枠外での『約束』を。」収録。長い名前でおなじみのte’である。Tachibanaさんのドラムは表情豊かで好き。これ、ボーカルというか、コーラスが入っている。衝撃! てっきりインストバンドということで声は一切排除していると思っていた。揺さぶるような激しさはやや影をひそめて、どこかピュアな感じがする曲だ。コード進行がいかにもエモい。中盤のギターの掛け合いはもう少し音が多くて細かい方がしっくりきそう。

・ビター・メモリーズ/爆風スランプ
 「HIGH LANDER」収録。父のCD。君と並んで夕日の道を胸をドキドキさせながら歩くタイプの曲。ちなみにどの辺がビターなのかしら。バッキングでギターがミュート?しながらアルペジオしているのだが、これが延々続くのでなんだか魔術的な力に侵食されていくような恐怖を感じる。

・カノン/NOTALIN’S
 「NOTALIN’S」収録。ノータリンズの存在を初めて知った時、俺は天雷の直撃を受けた。遠藤ミチロウ、坂本弘道、石塚俊明のトリオである。俺の敬愛するアーティスト3人が奇跡的に集結していたのだ。カノンは遠藤ミチロウの名曲であるが、どれだけ混沌としているのか期待して聞いたら、11分という長さの割には意外と小綺麗にまとまっていた。そういう意味では、少し肩すかしな曲である。だが坂本弘道のチェロのソロは最高。あとドラの音が除夜の鐘みたいで雰囲気をややのどかにしている。

・Coille gan crann/Akeboshi
 「Meet along the way」収録。名盤である。シャッフルとはいえまさかAkeboshiをこの曲から話さなければならなくなるとは思わなかった。わずか1分、屋外録音されたリュート?の音に、語りが静かに乗せられる曲である。これは何語なのかと思ってCDを探したが見当たらなかった。どこへやったかしら。しかしAkeboshiの日本とケルト音楽が融合したような独自の世界観ははっきりと提示されている。

・Leader Of The Rats/Arch Enemy
「Anthems Of Rebellion」収録。この流れでアークエネミーが流れてくるのだからシャッフルは恐ろしい。サビかっこいいなぁ。最初のAメロだけボーカルが加工されてプクプクいっている。その後この加工がほぼ出てこないのが面白い。なんでもやりすぎは良くないネ。聞いていると体が勝手にモッシュしたくなってくる。高校生以来モッシュしてない。

 ちなみに俺はシャッフルを始める前までEXTRUDERSを聞いて泣いていた。シャッフルで当たれば思い切りレビューするから、諸氏、一度聞いてみてくれ。

#音楽 #レビュー

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