あまりにも雑な私の音楽レビュー3

ちょっと前まで夏だと思っていたのにバリ寒くなりましたね。
半年も空いてしまいましたが、がんばって働いていたのよ。仕事やめてえな!
そんな今こそ音楽ライブラリを散歩しよう。
さっそくルールを確認だ!

【ルール】
iTunesをシャッフル再生し、流れてきた曲についてつらつら書く。以上。
今回から曲名/バンド名の順で記載する。
決して曲の構造分析をやるわけではない。一切はまったくの駄弁である。

・CRAZY感情STYLE/凛として時雨
「#4」収録。流れてきた瞬間とても懐かしい気持ちになった。凛として時雨は高校生の頃、チェンバロ教室の帰り道とかに死ぬほど聴いていた。初めて聞いた時、ピエール中野のドラムを「早え! すげえ!」と思ったし、TKの甲高い声を「なんだこの歌……」と思ったものだ。「僕のせいで、死んじゃえばいいよ」「Hello,my crazy voice.」「海岸線を歩いているCRAZY感情STYLE」という歌詞、胸が詰まる感じがして好きだ。動と静が激しく入り乱れるハードコア的な雰囲気の中で美しいメロディーが引き立っている。ドラムイントロ、スネア4発→タム込み4発→スネア・ハイハットの順で動くけど、最後のスネアハイハットをやめて全部タムかスネアにしたほうが、その後の全体の入りのシンバルが引き立つんじゃない?

・三角大戦/跡地
「IOMANTE」収録。こちらから聞けます→ https://grindcorekaraoke.com/album/iomante
ほぼハーシュノイズである。僭越ながら私がドラムを叩いている。当時一部界隈から強い支持を集めていた(と記憶している)アメリカのネットレーベル、グラインドコアカラオケからリリースされた跡地の音源である。このころはスタジオにマイクを2本か3本立てて、ひたすら爆音でグラインドコアっぽい即興をして遊んでいた。その後で録音を聞き返すと、時たま猛烈に光り輝く瞬間があり、それを凝らして固めて音源を作る。この曲もその一つである。信じがたいほど「音楽的」展開を見せるのに感涙を禁じえない。「うるさい」と言われてしまえばそれまでなのだが。

・Cecilia/Simon&Garfunkel
「Simon & Garfunkel's Greatest Hits」から。本来は「Bridge over Troubled Water(明日にかける橋)」に収録されている。邦題だと「いとしのセシリア」。セシリアって誰やねんと思って調べたら、カトリックにおける音楽家の守護聖人のことだった。大嫌いな母が聞いていたこともあり、サイモン&ガーファンクルは嫌いとまではいかないが苦手である。しかし改めて聞いてみると「Oh,Cecilia」のところのハーモニーが美しくて、おおっ? となった。晴れた日の昼間に外で聞きながら散歩したくなるような曲。歌詞はしかし音楽業界に対する皮肉が込められているのだそうな。

・ドン・ジョヴァンニ「ぶってよ、ぶってよ、私のマゼット」/モーツァルト
ブックオフで買ったオペラのCDである。演奏団体は手元にCDがなく不明。「フィガロの結婚」の翌年、プラハからの依頼を受けてモーツァルトが書き下ろした作品である(今調べた)。農夫のマゼットが、うわついた嫁のツェルリーナを怒るのだが、ツェルリーナがそれを上手に言いくるめる。という場面の曲である。言われてみると、きらびやかな宮廷が目に浮かぶようなモーツァルトらしい曲である。吹奏楽部だったこともあり、クラシックもいろいろiTunesに取り込んでいるのだが、管弦楽曲はなかなか食指が伸びずにいる。メンデルスゾーンとかは聴きやすくてとても好きなのだが。

久しぶりに書いたら加減がわからなくてボリュームがだいぶ増えてしまった。
言いたいことも言えないご時世だが、もう少し省エネを覚えよう。
みんなも冬に向けて省エネでいこうぜ。


#音楽 #レビュー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?