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「光る君へ」の「君」って私たちのこと?

昨日は大河ドラマから宇宙まで想いを馳せた私ですが、いったん冷静になって、新しい角度から大河ドラマをみてみたいとおもいます。

月のシーンが印象的だった大河ドラマ「光る君へ」31話は主人公「まひろ」にとって大きな変化点でした。

それまで、やってきた恋文代筆、人との出会い、縁、別れ、苦悩などの経験、もちろんノイローゼから逃げるように書いてた物語りが、ここへ来ていっぺんにひとつの大きな塊となり、源氏物語を書くことになっていきますよという回だったのです

「8月20日満月と星の並びは、風の時代にとって大変重要な変化点で、
今までやってきたことが形になるよ。」

という意味のことをナウシカさんが記事で書いてくれました。
重要なのでもう一度ここに置かせてもらいます。

2024年 8月20日 3時25分

水瓶座28度で満月を迎える。

この度数のテーマは

「自分を育ててくれた環境からの独立」

これまで迷いを抱え、動けなかった自分からの卒業。

ねぇ。知らなかったでしょ。

あなたがこれまで積み重ねた時間とその努力。

あなたはもう自分の力で飛べるんだよ。

いつまでもここにはいられない。

本当は気づいていたでしょ。

まわりに流されることなく

あなたの望みを一番に優先して

感謝の気持ちで次のステージへ向かう君へ。

もう準備はできているよ。

その殻を破ってあの自由な空へ・・・

風の歌のナウシカさん
「ブレイクする〜?満月詩」より

NHKはどうしてこのタイミングで
31話を放映したのでしょう?

ただの偶然でしょうか?

考えすぎかもしれませんが、私はこのタイミングは計算されていると思います。

今回の大河ドラマでは陰陽師が重要な役割を担っています。

ドラマを作るのに本物の陰陽師のアドバイザーがついているのです。

このお洒落な演出は私はわざとだと信じたいですね♡。

風の時代は女性性が表にでる時代とききます。性別は関係ないのですが競争ではないイメージなんだと思います。私の中にだって当然男性性はありますからね(^_−)−☆。
そして紫式部が主人公です。
珍しいんじゃないでしょうか?大河ドラマで女性が主人公というのは。

歴史にさほど興味のない私が、大河ドラマをこれだけ続けてみるのははじめてです。

人間ドラマみたいでちっとも堅苦しくないのも、風の時代を思わせます。

まひろは来週から、源氏物語を書き始めます。今まで逃げるように書いていましたが、こんどは挑戦のつもりで書き始める雰囲気がビシバシありました。

道長の力になってやりたいというのもちょっとはあるでしょうけれど、違うんです。

自分の能力と経験を全部物語を書くことにぶつけてみようとしています。

道長の依頼ではじめ書いた中宮様用の物語りは捨てます。

目的が、帝の心を動かすことだとハッキリわかったからです。

同時に枕草子に持ってかれている世論も動かさなくてはなりません。

この大仕事を前に、まひろはやる気に満ち溢れています。

帝について知ること全部、宮中の出来事も全部私に話せ。

道長とのおしゃべりは確かに甘いものですが、まひろの頭の中は物語の素材集めに集中しています。


帝に読ませるために書いた源氏物語の始まりは、なかなか挑発的です。

忘れられない亡き妻を彷彿とさせる女性がいじめられてるシーンから始まるのです。

帝の目は一瞬たじろぎましたが、絶対読み進めたいはずです。

「おなぐさめ文章」はさんざん読んできて、もう効かないんです。ずーっとぼーっとしていて、元気になるきっかけだけが欲しいんですよ。もう読めるはずです。

そこからいろんな女性を登場させるんですよ。あの噂この噂を彷彿とさせるような内容はゴシップ記事としても楽しめますし、自分だけではなく世の中にはいろんな出会いと別れがあることもわかります。
また、いろんな女性がいることも思い出させるのです。

グループアイドルみたら、「私はどの子が1番好きかな?」って考えちゃいませんか?

単品でみたら「好きかな?嫌いかな?」なんですけど大量に女性を並べられるときっと帝だってその中から選びたくなると思いますよ。

源氏物語は女性のいいところも残念なところも両方書いてあるはずですから、めちゃくちゃ悩みます。

女性を好きになること前提の物語りなんです。


誰もが夢中になるほど面白くて、政治を動かす物語りをまひろはこれから書くんです。


さて、現実界に戻りますよ?

この陰陽師も源氏物語も出てくる
めちゃくちゃ面白い脚本を書いた人、そしてそれを面白いと思って大河ドラマに採用した人達が

ただぼんやりこれを放映すると思いますか?


誰もが夢中になるほど面白くて、世の中の流れを変えるドラマを放映するに決まってますよね?

でなきゃアホです。

あくまでも私の意見ですが、私はこの大河ドラマにそのようなパワーを感じています。

もちろん最大級に褒めています。

ドラマ熱があつくるしくても
どんとこい
💛どんとこい2024秋💛

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