素晴らしいお母さん

こないだのランチで
素敵だなぁと思った
お母さんの話。

小学校低学年の時
子どもに
礼儀作法とその心を
学んでほしくて
子どもに選ばせて
剣道の道場に通わせた。

そこは狙い通り
礼儀を重んじる道場だった。　
少年剣士は剣道が好きになった。

少し離れた場所に引っ越した。

剣道を続けたいというので
近くの剣道場に息子を入れた。

そこはなんというか…

オラオラ系の道場だった。

当初の狙いと全然違う。

しかし、息子は
このオラオラ系道場を
いたく気に入った。

また引っ越してもとの場所に
戻った。

だけど息子が
どういうわけか
絶対にあのオラオラ系道場に
通いたいというので
今学校が終わったあと
車を１時間弱走らせて
週4でオラオラ系道場に
通っています。

という話だった。
私は笑いながらこの話を聞いたけど
むちゃくちゃいい話だと思った。

子どもは
ある程度大きくなると
好きな順に
好きなことを
学んでいく

当初の親の思惑を捨てて
それを大切にできる
このお母さんは
全く素晴らしいと思った。