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海流の不思議

ウナギ
3学期に入って、次男の音読が奇跡的に続いてる。

ここ数日の、ウナギの話が面白い。

35年かけてウナギの卵がどこで生まれるか突き止めた話。

ウナギは、新月の夜、マリアナ諸島近くの三つの海山のうち、ちょうど2つの濃度の異なる海水が接する線に触れる場所で卵からかえる。

生まれたばかりのウナギは、柳の葉のような形でレプトセファルスと呼ばれる。日に日に大きくなる体の断面には年輪ならぬ日輪のような線があり、生まれてから何日後なのかわかるそうだ。

レプトセファルスは北赤道海流にのりさらに黒潮に乗り換えてはるばる2000キロの旅をして日本まで辿り着く。

神秘としか言いようがない。

なんでそんなまた遠くの、決まった位置で卵を産むのだろう?

卵を海に行くウナギはどの海流にのっていくのか?

ボスポラス海峡

トルコにある黒海と地中海を繋ぐ海峡だ。
長さは30キロほどあるが、幅が1キロから3キロと狭い。
ボスポラスは牛の通路という意味があり、昔牛が泳いで渡ったらしい。
ペルシャ軍も第1回十字軍もここをわたった。
地政学的に重要な海峡であることはいうまでもない。

ここの面白いのは海流が二重で、表面は黒海から地中海へ、底は海水で密度が濃い地中海の水が黒海へ流れている。

またも濃度の違いが出てきた。

③太平洋を一周する海流
本当かどうか、海流を乗り継いでニュージーランドから沖縄、日本の太平洋側をめぐってカナダを南下し再びニュージーランドへぐるっと一周する流れがあるらしい。クジラと共に移動した海洋民族をホエールライダーと呼んだという。
今いった場所に加えてポリネシアなんかも似たような民話があるようだ。
帆を張る様な船がない時代から、行き来があったというのだから、きっと海流を熟知した人達がいたのだ。

海の中には興味深い世界があるなぁ!


ちなみに私は子供の頃一度引き潮に流されかけたことがあるので、海はとっても怖い。
浜辺は見えてるのに、全力で泳いでもちっとも近づけないんだ。
テトラポッドとテトラポッドの間だった。
泳ぎが得意だったし、すごく近いところだったから、両親が笑いながら「頑張れー!」って応援してだけど、こっちは海の恐ろしさをひしひしと感じてた。後から思うに、潮に流されているとき、傍目にピンチに見えないところが1番怖い。

⑤まとめ
海流は夢があるけど
どこに連れてかれるかわからない場合めっちゃ怖くもある。

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