ストレス耐性をつけてもらうには。
医師として働いているといろんなストレスを受ける。
難治症例の治療、患者からのクレーム、上司からの理不尽の要求、多忙、当直明けによる疲労感のなかでの仕事など。
そのときは考える余裕はなかったが、これらのストレスがあったから成長できたと思えるようになった。
私も親として家庭では子供を、大学では学生を、病院では研修医や若手医師を教育する。
自分が成長できたのはそれらのストレスであり、ストレス過剰になるとそのストレスで押し潰されてしまうこともあり、ここでサポートすべきか、見守るべきかというその加減が非常に難しい。
私はストレスへの対処法としては、以下のことを注意している。
・ストレスと思っていることがあれば、それを言語化するようにしむける。
(会話をすることでこちらが言語化する。
大概は自分が経験した内容であることが多い。)
言語化して、その内容を解像度高くしていけば、どのような対策をすればいい
かがみえてくることが多い。
・不安やストレスを抱えている場合、自分がついているから大丈夫と伝える。
(過保護になりすぎてもいけない)
・キャラクターをよく観察し、乗り越えられれば成長できるストレスは経験しても
らう。
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