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ヨーガの道を進むときに大切なこと

昨日、「弱気虫やいじけ虫は自己の欲求の産物」と書いていたら、突然、このようなことが頭に思い浮かんできました。


自己の欲求はヨーガの利他の精神と反対のものだから、ヨーガの目的をしっかり心に抱いていれば、自己の欲求からわいてくる虫たちが入ってくる隙間はないんだ。


短絡的な思考かもしれませんが、先生が繰り返し伝えてきた「ヨーガの目的をしっかり持つことの重要性」に心で気づいた瞬間でした。


そして、自分の中に根を張っている、無くしたいと思っているネガティブな部分を取り除かないと、その根が足かせとなって、いくらヤマ、ニヤマを心掛けても身にならないということにも合点がいきました。

その根も自分中心に考えるところに生えるものだから。



ヨーガは心の仕組みやはたらきを知り、利己的な気持ちを利他の気持ちに変え、この世界でそれを表現できるようになるための手段。

そして、長年、自分中心で生きて身に着けてきた価値観を新しい価値観に書き換えていく道。

道の途中で現れる、元の価値観に戻ろうとする強い誘惑を断ち切るためには、ヨーガの先のヴィジョンを明確に心の柱に据えることなくしては難しい、と深く心で感じました。



畠山先生のご著書「覚醒のヨーガ」のサブタイトルは、「宇宙とつながって、それでどうするの?」です。

宇宙につながったからこそ得られる力をどのように人のために活かすのか。

ヨーガの道を進むときに大切なことが、サブタイトルに込められているのかもしれません。