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頭の裏をサササと走るそんな言葉

世に溢れた言葉のひとつひとつを僕は好きになれる、そんな気がする。

どんな言葉にも意味があって、
場面、状況によって使い分けられている。
超売れっ子の言葉もあれば、カルト的な人気を誇るようなそんな言葉もある。
そんな言葉の中で、僕の選りすぐり三選の
頭の裏をサササと走るそんな言葉を紹介したい。
僕の声、スピードで是非脳内再生してほしい。
文字で僕の声を伝えることは難しいが、
のぼーっとした声だということを置いておく。

まずひとつ目が、『パステルカラー』だ。
言葉を作品と捉えているため二重カギ括弧で表す。
『パステルカラー』という言葉は音数が、2・2・3の構成であり、4・3の構成であるという僕の中で最もサササとなる言葉の配列を体現している。

パス・テル・カラー

パステル・カラー

なんか、良い。
説明し難いが、どの部分を切り取っても理解できる、そんな魅力が『パステルカラー』にはある。
僕はそう思う。

ふたつ目が、『ニラレバ炒め』だ。
これも『パステルカラー』と同様に音数が、2・2・3の構成であり、4・3の構成である。
つまり、7音頭裏サササ配列というわけだ。

ニラ・レバ・炒め

ニラレバ・炒め

うん、良い。
もしこれが、『レバニラ炒め』だった場合、話は変わる。
なぜなら、『ニラレバ炒め』の方がねちっこい感じがして、
僕の声と似合っている気がする。
言葉は人でいう服みたいな感じなんだ。
是非伝わってほしい。

最後のみっつ目が、『てくてく』だ。
最後は副詞、動作を表す言葉の『てくてく』。
僕は『とことこ』や『よちよち』よりも『てくてく』
のほうが、可愛い。
歩いていることを表現する言葉の中で、
『てくてく』が一番可愛い。

「なんか、180cmのムキムキ男がとことこ歩いていたんですよ」

「なんか、180cmのムキムキ男がてくてく歩いていたんですよ」

『ムキムキ』も可愛いな。
『ムキムキ』が可愛くて、『とことこ』と『てくてく』の違いが分かりづらくなってるな。

三つ目は『ムキムキ』でした。

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