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Online Timed Assessment(オンライン試験)について

2019年末からの新型インフルエンザ(Covid-19)の世界的な流行で、2019/0ロンドン大学学年末試験も従来の試験センターではなく、Online Timed Assessment(オンライン試験)に変更となりました。Lead Collegeによって、試験形態はそれぞれ異なっていたようです。例えば、LLBのような一部のプログラムでは、Proctortrackなどの試験監督プラットフォームを使用した試験を実施したようです。その際、プラットフォームの不具合、それに伴う採点など一騒動あったようです。今回はあくまでも、SOASに関してのオンライン試験について触れたいと思います。

SOAS MScプログラムに関しては、試験監督プラットフォームを使用することはなく、また通常の試験センターでの試験と異なり、自宅でのオンライン試験として実施されました。通常はローカル試験センター費用が掛かりますが、自宅から受験するためその費用は掛かりませんでした。

試験用に設定されたロンドン大学ポータルサイトに各自アクセスし、大学作成のWordファイルの解答フォームをダウンロードした上で、指定時間にアップロードされた問題用紙をダウンロード、各国の時差、通信回線などの技術的問題、さらには試験日程の重複も考慮し、試験問題公表後48時間以内に何れかの3時間で回答、解答用紙をアップロードするといった流れでした。また解答中は、常時ポータルサイトにオンラインである必要はありませんでした。

Admission Notice(受験票)には、各科目の試験日が記されており、そこには、問題用紙の公表時間が記されていました。私の場合は、全てロンドン時間で午前10時でした。

夏時間ですので、日本時間の午後6時に大学ポータルサイトにアクセスし試験問題をダウンロードしました。試験問題の難易度は、例年の試験センター実施時と同程度の難易度でした。そこから、解答できそうな問題を3題慎重に選び、Wordファイルに打ち込んでいきました。

オンライン試験と言うことで、解答用紙のアップロード時に、Turnitin(盗用検出システム)で自動的に類似性(similarity)がチェックされるようになっています。ですので、Essay課題と同じように、plagiarismにも注意した後に、解答用紙をポータルサイトに提出しました。Turnitinを通し問題なく解答用紙がアップロードされると、自動的にサーバーから通知メールが届く仕様でした。

リラックスして受験できましたが、あやふやな準備で教科書だけ用意して書こうにも、論点をよく理解していないと、うまく論証できず合格点を取るのは難しかったと思います。そこはやはり、例年通り念入りな試験対策が不可欠だと思いました。

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