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学習スケジュールについて

仕事を持つ社会人にとっては、仕事だけでなく家庭もあったりと、学習との両立は非常に大変です。学習時間の確保が最も頭を悩ませることの一つだと思います。

それでも、自分で学習スケジュールを立てて、それに従って絶対にやり抜く決意を持ち、少しずつ進めることで必ず良い結果が得られると自信を持って言えます。2つのプログラムを修了したことで、このことは強く言えます。

例えば、月曜日はSubject Guideを読む、火曜日はEssential Readingを読む、水曜日はFurther Readingを読む、木曜日はQuizを解く、金曜日と土曜日はReview(復習)をするといった具合に、Excelなりで学習カレンダーを作り、それに従ってこなしていく感じです。

毎日同じことをするわけでないので、ペースが出来てきます。ここで大事なのは、日曜日は必ず休むことです。その日は学習のことは一切考えません。思い切り遊びます。リフレッシュもスケジュールに盛り込むことが大事だと思います。

LSE監修 EMFSS GradDip時の一日のスケジュール

08:00-17:30  会社
19:00-20:30  帰宅、夕食、ネットなど
20:30-21:15  科目1学習   21:15-21:30 休憩
21:30-22:15  科目2学習   22:15-22:30 休憩
22:30-23:15  科目3学習   23:15-23:30 休憩
23:30-00:15  科目4学習    終了後、入浴、就寝

非常に詰め込んだスケジュールでしたが、これは、教科書が揃っての学習開始が実際には12月1日からで、試験準備を考えると4科目のインプットに掛けられる時間が3月頭までの実質3か月弱しかなかったこと、さらには年齢もあり修士課程に早くいきたい気持ちで焦り、1学年暦で終えたかったこともあって、このような詰込みスケジュールになってしまいました。

時間的制約がかなり大きく、良い成績は完全に諦めていましたので、割り切ってPass目標でした。英文に慣れていない時期でもありましたので、文章理解にも時間がかかり、ものすごく辛かったです。脳から汗が出る思いがしました。船を漕ぎそうになりながら、ページを捲っていた日々が思い出されます。

尚、LSE EMFSS programmeパンフレットによると、1年で年間最大履修可能な4 moduleをPassするために必要な勉強時間は、最低週35時間 x 34週とされています。

SOAS監修 MSc時の一日のスケジュール

06:30-07:30 通勤    (バス・地下鉄;SGを2周読み込み)
08:30-18:30 会社
18:30-19:30 帰宅    (バス・地下鉄;SGを2周読み込み)
19:30-21:00 食事、絵本読み聞かせ、ネット
21:00-00:00 文献集、その他関連研究文献探し、読み込み その後入浴、就寝

MScは1 semester (10週間) 1 moduleだったので、GradDipに比べると余裕がありました。帰任したら通勤時間を有効活用しようと思っていましたので、通勤時間は、吊り革を握りながら片道1時間でSGを2周、行き帰りで4周読めるので概要把握に良かったです。平日で20周読み込めます。

20周読めば、何ページにどんな内容が書いてあったか、徐々に覚えてきます。これで概要はバッチリです。もちろん20周も読む必要はなく、理解度によっては週の後半を関連文献に変えるなど、柔軟に対応していました。

往復でSGを4周読むことに決めていましたので、最寄り駅到着時に3.8周など帰宅前に中途半端に終わりそうな時は、降車してすぐベンチに5分座り、残りの0.2周を読んでから、改札口から出るなどしていました。

通勤時には、その週に学習するSGのunit部分をA4でコピーし、いつでも読めるように持ち歩いていました。帰宅後は、文献集など重い読み物に充てていました。関連文献探しも帰宅後に行っていました。

通勤の往復2時間、帰宅後の3時間で、平日でも5時間を学習時間に充てることが可能でした。週末土曜日は、午前3時間、夜3時間で主に復習に充てていました。

因みにSOASの想定する学習時間は、ネイティブを想定しているのかは不明ですが、週15-20時間です。

しかしながら、結果的に実際には週30時間強を勉強時間に充てていたことになります。1 moduleで10週ですので、1 module辺り300時間勉強しています。LSE EMFSSがモデルとする学習時間も年4 moduleで週35時間 x 34週 = 1,190時間ですので、module辺り297.5時間。やはり1 moduleで300時間というのが、Passするために必要な学習時間の目安になると思います。

出張時も

Flexible learningの利点は、出張中でも学習ができる点です。私は、国内外に出張が頻繁なのですが、自宅でも出張時にも、持ち運びに便利なMicrosoft Surface Proを使って、Portal Siteにあるpdf版のSubject guideを読んだり、文献データベースにアクセスして、関連文献を読んだりしていました。さらに、出張先からAssignmentを推敲して、提出したりしていました。

東京・新大阪間の2時間半も、フライトのボーディング待ちも、キャビン内でも、SGや関連文献を読むのに隙間時間を活用していました。

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