見出し画像

みちのく津軽ジャーニーラン266km完走記 その2 愉快なD級妖怪の仲間たち

みちのく津軽ジャーニーラン266km。このヒッジョーにキツイレースを共に戦い抜けたチーム・サムライ魂の仲間をまずは紹介したい。彼らは「強敵(とも)」であり、「戦友(とも)」である。彼らとの思ひ出は、もう半分忘れかけているが生涯忘れることはない。

左からマッキー、エンディ、俺(羅王)、ヒロポン


エンディ:粘腕弁護士

エンディのイメージ図


スラムダンクで言うと、山王工業の一之倉。とにかく粘り強いし、普段のトークもどこかねっとりしている。真矢みきよりも諦めない、不屈の漢。こないだも日々の激務の中、長時間プレイで有名なドラクエ7を移動中など細切れ時間を活用して百数十時間かけてクリアしていた。粘り強さと引き換えに表情を失い、基本無表情。少し土偶に似ているが、本人は埴輪だと言い張っている。味方にすると心強いが、敵に回したら終わりだと断言できる、そんな最強の弁護士。お問い合わせは俺まで。


ヒロポン:人生の勝者だけど歯医者

ヒロポンのイメージ図


スラムダンクで言うと、翔陽の花形。とにかくイケメンで、ヘルメットを被せてサングラスを装着させると、ロードレース界のスイスの英雄、ファビアン・カンチェラーラに瓜四つ。しかし翔陽の花形同様、イケメンがゆえに脆い部分も持ち合わせる。優しく温かく、仕事は抜群に出来るのだが、3時間かかる打ち合わせをするために閉店30分前のタリーズに席を取ってしまったり、LINEのレベルが中2男子より低かったり、思慮が浅いことがたまにある。歯を治療している間もイケメンな歯科医師の顔を見てドキドキしたいなら、お問い合わせは俺まで。


マッキー:ハンバーガーを焼かせたら右に出るものはいない(左に出るものは多分いる)

マッキーのイメージ図 参照:スラムダンク


スラムダンクで言うと、豊玉の板倉。とにかく声がデカく、思ったことをすべて口にし、他意と知性がない。左記に反するようだが、間違いなく俺を入れた4人の中では、最も崇高な精神のレベルに至っている。走っていて雲が見えると「雲だ!」と叫び、海が見えると「海だ!」と声をあげ、坂が見えると「坂だ!」と見れば分かることを口にする。天真爛漫。肉の焼き方にこだわりのある漢をBBQに呼びたい場合は、お問い合わせは俺まで。無人島では一番生き残る確率が高い。

この4人は、今の所走力的にD級妖怪に過ぎない。俺はみちのく津軽ジャーニーラン2019の177kmを最終関門15分前に限界ギリギリで完走した程度。あと90km弱なんてミッションインポッシブルだと思っていた。他の3人は灼熱の中山道ジャーニーラン2021(117km)で死にかけ、「え?あと150km?絶対無理じゃね?」と震えていた。


あと、今回は一緒に走っていないが、チームサムライ魂のCo-Founderを紹介しておきたい。このブログにはちょいちょい出てくる予定である。彼はみちのく津軽2019の177kmを完走している。

カイザー:不動産界の皇帝

カイザーのイメージ図


普通に接している分には「3高(高身長、高収入、高慢)」が揃ったイケメン紳士で谷原章介似だが、俺は知っている。傲岸不遜、天上TENGA唯我独尊、俺か俺以外か、がフュージョンして3倍界王拳をかけたぐらいの漢。銀河英雄伝説をこよなく愛しており、本人はラインハルト・フォン・ローエングラムのつもりだが、明らかにルドルフ・フォン・ゴールデンバウム寄り。カイザーが死んだら「カイザー列伝」を書きたいぐらい、本人の話はとてもつまらないが周りから聞くカイザーの話は抜群に面白い。お問い合わせは会社のHPからご自由にどうぞ。

こんな仲間と走ったの。次回から本編が始まるよ。

***
退かぬ、媚びぬ、省みぬ!
我が生涯に一片の悔いなし!

羅王

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?