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給油許可のボタン押し作業を楽しく!心理学的アプローチでポジティブな気分を醸成

1.はじめに


 この記事では、セルフサービスのガソリンスタンドにおける、単調になりがちな「給油許可のボタン押し作業」を積極的に実施できる施策を心理学の実証研究に基づいて述べていきます。ガソリンスタンドの経営者やリーダー、現場スタッフの他に、自身のモチベーションを向上させたいあらゆる人に役立つ内容となっていますので、最後までお付き合いください。

2.ボタン押し作業とは

 セルフサービスのガソリンスタンドに勤務するスタッフは、顧客が給油する際の行動を目視あるいは監視カメラでチェックすることになっています。例えば、煙草を吸いながら給油しようとしたり、ポリ缶にガソリンを給油しようとしていたり、ガソリン車に軽油をまたは軽油車にガソリンを給油しようとしていたりする行動があったら、給油ができない仕組みになっています。

 このような危険行為がないようであれば、スタッフは給油監視装置の給油許可ボタンを押し、その上で給油が開始されることとなります。

 とはいえ、上記のような危険行為は頻繁には起こりにくいため、監視せずに許可ボタンを押しているケースが多い印象があります。酷いケースになると、許可ボタンを押さないでも給油許可ができる仕組みにしている場合もあり、これは消防法違反となります。

 他方、ボタン押し作業を効率化しようという動きもあり、スタッフが持つスマートフォンから給油許可を出す仕組みが実用化されています。また、店内に設置した監視カメラの映像とAIを連携させ、AIが給油監視と給油許可を判断するというシステムの実証実験が、2018年から行われています。

 とはいうものの、多くのセルフスタンドにおいては、スタッフが固定化された給油監視装置から給油許可ボタンを押しているのが実情であり、非効率な単純作業と考える向きが多いことも理解できます。

 そこで以下では、給油許可のボタン押し作業を楽しく実施できる手段を3つ挙げます。

3.ボタン押し作業を楽しく効率的に行う方法

(1)自信や力強さを感じさせるホルモンが出る姿勢をとる

 カナダのヨーク大学で行われた実験で、男性11名と女性13名の合計24名に、胸を張って頭を上げる「パワーポーズ」と、背中を丸めて頭を下げる「弱気ポーズ」を取ってもらいました。その後、1分間で過去に経験した嬉しいことや悲しいことを考えてもらい、どちらがイメージしやすかったかを尋ねました。

 その結果、24人中22人はパワーポーズを取っている時に、ポジティブなイメージがしやすく、弱気ポーズを取っている時はネガティブなイメージがしやすかったと回答しました。

 この実験結果から、姿勢が私たちの感情や思考に影響を与えることが示唆されます。胸を張って背筋を伸ばすパワーポーズは、自信や力強さを感じさせるホルモンの分泌を促し、ポジティブな思考を促進する可能性があります。一方、背中を丸めて頭を下げる弱気ポーズは、不安やストレスを感じさせるホルモンの分泌を促し、ネガティブな思考を促進する可能性があります。

 よって、給油許可のボタン押し作業は、胸を張って背筋を伸ばした姿勢で実施することにより、気分がポジティブになる可能性が高まると言えます。

 このように気分をポジティブな方向へ持っていき、さらに表情を変えるとより効果が表れやすくなります。以下で具体的な内容を述べていきます。

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