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悪天候時に繁盛店が行う取組みの特徴とは

当記事は2021年7月4日にメルマガとして配信した記事のバックナンバーに加筆修正をしたものです。

おはようございます、
ロードサイド経営研究所の三上です。

今日の関東地方は雨です。
店舗ビジネスを展開していると
土日の書き入れ時に
このような天候だと
客数の確保に苦労します。

「暇だ」
「儲からない」

こんな声が現場から
聞こえてきそうです。

ですが、それがさらに
儲からない状況を
作り出しているのかもしれません。

なぜそのように言えるのかを
以下にご紹介します。
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ある大学で以下の実験が行われました。

大学生をいくつかのチームに分け、
各チームに単語が書かれたカードを
数枚与え、それを基に短い文章を
作ってもらいます。

そのうち、あるチームにだけは
「しわ」「杖」「白髪」「腰痛」など
高齢者をイメージさせる
単語を混ぜました。

その上で各チームは
短い文章を作成しました。
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その後、この大学生メンバー全員に、
別の場所へ歩いて移動してもらいました。

その結果、高齢者をイメージさせる
単語を混ぜたチームのメンバーは、
他の大学生よりも歩く速度が
遅かったという結果が出ました。
(ニューヨーク大学 
ジョン・バルブの実験)
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このことは、人は自分が触れた言葉に
行動が影響されるということを
示唆しています。

そして、私たちが日々触れる言葉の中で、
一番触れるのは、自身が発した言葉です。

「暇だ」ではなく
「時間がたくさんある」

「儲からない」ではなく
「儲かる伸びしろがある」

今日のような天候の悪い日に
繁盛店はこのような
ポジティブな言葉のもと、
今後の打ち手を考えます。

反面、閑散としている店舗は
ネガティブな言葉を発し続け
その日を終えてしまうものです。

繁盛店は、
繁盛する言葉を使い、
繁盛する行動をとるから
繁盛します。

この当たり前のことを
行うことができるのが
繁盛店の特徴と言えるでしょう。


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