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〜島のひとびと日記〜タンボさん編 その1

こんにちは!大崎下島のランナーズの基地「跳びしまBASE」の管理人みかん1号です。今、9月の跳びしまBASEのオープンに合わせて、ロサンゼルスから助っ人に行くための準備中!
毎日忙しくて、ブログ更新延び延びになってました!すみませーん🙏

跳びしまBASEオーナーのマリリンこと、私、管理人みかん1号のランニング仲間である柳澤麻里、だんだん(やっと)エンジンかかってきましたよ!
この3ヶ月に起こったことや、これからのこと、少しずつ伝えていきますね!

さて、クラウドファンディングが終了してから3ヶ月。
古民家のリノベーションは、仕事として経験があっても、マリリンにとって、知らない土地に家を持つという経験は初めて!
島の人たちに受け入れてもらえるだろうか?
何から始めればいいのか?
誰に最初に相談すれば?
どこでそんな人に会えるのか?
プロジェクトが始まっても不安がいつもつきまとう日々。

そんな時に現れた救世主が、タンボさん。
最初、タンボさんの名前がマリリンの口から出た時、
「え?タンボさん?田圃のタンボ?」
「字は違うけどね。多いのタ、武士の武、保険の保、で、タンボさん」
「なんか、カッコいい名前だね」


その名前を聞いた時、耳の大きい像のディズニーのダンボが、
島の斜面の田圃から空に飛び立つ姿を想像してしまった、みかん1号。
(空想癖、ちょっとあります)

そのイメージは、まんざら間違ってはいなかった。
多武保さん、みんなの声をよく聞いてくれる大きな耳の持ち主だったのだ。

今は広島市内に住んでるマリリン、時間を作っては大崎下島へ行く。
その度に多武保さんの名前が出る。
「今日、多武保さんが、レモン農家の人を紹介してくれるんよ」
「会いたいって思ってたSさん、多武保さんから声かけてもらったよ」
「まめな食堂で多武保さんと打合せだったよ」

知らない土地に移住する人間にとって、最初に会う人というのは、
かなり大きな存在になる。誰に最初に会うかで、その先の人間関係が左右されることすら、田舎ではある。

多武保さんのフットワークは軽い。
長らく学校の教員生活をされていて、島を離れていたこともあるけれど、今は島に戻って、島のために当たり前のように働いている。

マリリンのような島の外から来て何かをしようとする人のことも、多武保さんは気にかけてくれて、いろんなことをスムーズに進むように、手配してくれたり、アドバイスしてくださる。
一度、マリリンに頼んで、Zoomを通して、ロサンゼルスと大崎下島をつないで、多武保さんにネット上で、会わせてもらったことがあった。思った通りの穏やかな、それでいて芯の強そうな方で、初めての移住、初めての大きなプロジェクトに右往左往しているマリリンが頼りに出来そうな人だと、管理人みかん1号は、「よかった、安心だわ!」と思わず親心にも似た気持ちに。

大崎下島での第一歩、島の人とマリリンの交流は、こうして緩やかに広がっていくのでした。

つづく!


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