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シン・ウルトラマンについて

はじめに

映画を劇場で観るのは本当久しぶりだった。職場の近くのショッピングモールに映画館が入っているにも関わらず、である。それでも、庵野秀明が作るウルトラマンに興味があったし、公開初日(2022年5月12日)、18:15からの開演にギリギリ間に合ったので駆け込むように劇場に入った。既にCMが始まっていたが、本編には間に合った。

まず、オリジナルの「ウルトラマン」と「シン・ウルトラマン」の出演者の年齢を、役者の実年齢で比較したいと思う。

禍威獣特設対策室専従班(シン・ウルトラマン)

班長 田村君男(西島秀俊) 51歳
ウルトラマン 作戦立案担当官 神永新二(斎藤工) 40歳
分析官 浅見弘子(長澤まさみ) 34歳
非粒子物理学者 滝明久(有岡大貴) 31歳
汎用生物学者 船縁由美(早見あかり) 27歳

科学特捜隊の年齢比較

キャップ ムラマツ(小林昭二) 36歳
ウルトラマン ハヤタ(黒部進) 27歳
フジ(桜井浩子) 20歳
イデ(二瓶正典) 26歳
アラシ(石井伊吉/毒蝮三太夫) 30歳

なんか、昔の役者はえらい貫禄があったなあという感じだ(´・∀・`)

1 雑なあらすじ

50万ワットの電撃を食らってもなんともないウルトラマン

禍威獣は外星人(まあ、メフィラスだね)が予め日本に保存していた生物兵器。蘇らせたのはメフィラス。メフィラスの目的は地球人類をβシステムで巨人化更に兵器化すること。まるで設定が進撃の巨人だな。メフィラスはゾーフィにビビって逃げる。なんで?

メフィラスの前に接触してきたのはザラブ。
人類同士を争わせて絶滅させるのが目的。どうもザラブはメフィラスに泳がされていたか、下請的な存在らしい。

ゴメス、マンモスフラワー、ペギラ、ラルゲユウス、カイゲル、パゴスの6体は自衛隊が倒す。電気を食べるネロンガに対し、通常兵器が通用しない中、核兵器の使用も検討された。逃げ遅れている子どもを助けるために神永が駆けつけたとき、超高速(時速1万2000km/マッハ9.68)で大気圏外から飛来する物体。地上に衝突した衝撃波で神永は子どもを守って命を落とす。現れたウルトラマン。ネロンガの高電圧攻撃を喰らっても物ともせず、スペシウム光線で山ごとネロンガを吹き飛ばす。

次に現れたのは地底禍威獣ガボラ。対地底兵器を米軍から買い取ったが効かず。環境大臣は請求書を防衛省に回せと。核施設に侵攻するガボラにスペシウム光線を打てないウルトラマンは、投げ技と右ストレートで倒す。長澤まさみにアイコンタクトを送るウルトラマン。

神永がウルトラマンに変身するシーンがザラブの手によってネットにばら撒かれる。早速ザラブは神永を拐い監禁して偽ウルトラマンとなり街を破壊する。ザラブは日本の首相とウルトラマンを倒すために取引をするが、神永の元同僚で公安の??から情報を得た長澤まさみが神永を発見。ウルトラマン対偽ウルトラマンの戦いとなり、スペシウム光線の威力で招待を暴く。街中であるため、八つ裂き光輪でザラブを倒す。

神永は指名手配され長澤まさみも姿を消した。と思ったら巨人化した長澤まさみが街に現れる。対策を考えている禍特対の元へメフィラスが人の姿で現れ、長澤まさみを巨人化したβシステムを開示する。長澤まさみは元の大きさに戻され、「なんで私お酒飲んでもないのにブルーシートの上で寝てるの?」

βシステムの使用について日本首相と契約を交わそうとするメフィラスにウルトラマンは反対する。βシステムの受け渡し場所を秘匿していた日本政府だが、メフィラスのβボックスに残っている長澤まさみの匂いを手がかりにウルトラマンは場所を特定する。その際、長澤まさみのことをウルトラマンはクンカクンカして匂いを覚えるwww(´・∀・`)

βシステムを奪ったウルトラマンと正体を現したメフィラスとの対決。ウルトラマンは地球人の神永と融合しているため、地球上での活動に制限があり、メフィラスの放つ光線に対しスペシウム光線は劣勢となるが、そこにゾーフィが現れ、メフィラスはなぜか、地球から手を引くと言って逃げる。メフィラスはβシステムを使って人類を巨人兵器化して、よその星に売ろうとしてたっぽいね。

βシステムに感受性があり、巨人兵器と化す事を危惧したゾーフィは、地球人を太陽系ごと消してしまうとウルトラマンに告げる。マルチバースの中に文明は130億個もあるから地球人類が消滅しても問題ないらしい。ゾーフィは1兆度の熱源を生み出す破滅システム「ゼットン」を発動。有岡は、人類では対策できねーし、ウルトラマンがやればいいんじゃねとか言い出す。これは原作のイデ隊員も同じことを言っていた。

有岡にβシステムの数式を託してゼットン
に立ち向かうウルトラマンだが、ボコボコにやられ海中落下。神永は入院(そりゃそーだ)。

有岡はウルトラマンが残した数式を国際会議で解明し、βカプセルを二度使用したらゼットンごと異次元に飛ばせることを突き止めるが、ウルトマンも別次元に取り残されることも判明する。目が覚めた神永は、躊躇なく有岡の作戦を実行する。ゼットンを異次元に葬るがウルトラマンも同じ運命に。これはウルトラマンダイナの最終回に似てるなあ。

ウルトラマンの救援信号をキャッチしたゾーフィが助けにきて、光の星に帰ろうというが、ウルトラマンは地球を守りたいから残りたいという。やれやれ、そこまで地球人を好きになったかウルトラマン。でも、光の星の法規に基づくとそれはできないんだよ?じゃあ、神永を生かしてくれとウルトラマン。ゾーフィはβカプセルを使いウルトラマンと神永を分離する。神永が禍特対の仲間のところに戻る。目が覚めた神永に、「おかえりなさい」と長澤まさみ。

2 その他のこと

スペシウム
マルチバース
ウルトラマンの本名はリピア
1兆度の火球

などなど、色々書こうと思っていたが、1年以上過ぎてしまい、既にYouTubeなどで散々語られてるから一つだけ。

ウルトラマンや他の外星人がどうやって地球にやってきているかは明かされていないが、宇宙をまともに移動してやってきてはいないのだろう。

相対性理論によると、質量をもつものが光の速度以上に達することはできないのだから、まともに宇宙空間を移動していたら、一番近い隣の恒星であるプロキシマケンタウリにたどりつくのでさえ何万年もかかってしまう。

移動手段としては、高次元を使用しているということだと思う。私たちは縦横高さの3次元しか認識できず、第4の方向や、第5の方向などは皆目見当がつかない。ウルトラマンや他の外星人は第4や第5の方向を使って地球に来ている。その方法を知りたいものだ。

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