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河川:荒川(那珂川水系)の蛇行跡(栃木県那須烏山市)
台地に半円形の溝が刻まれている。荒川の蛇行跡だ。半円の中央には削り残された台地が残されている。こうした川の蛇行跡に取り残された元の台地の部分を地理学の用語で「環流丘陵」と言うが、ここのものは丘陵と言うには平坦である。
旧河道の溝の部分は水田が拓かれていて、中央に取り残された台地の部分には集落が立地している。
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島状に取り残された微高地に集落が形成されているが、その傍にもう一つ「小島」が取り残されている。こういうところになぜか惹かれてしまう。
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「小島」には祠が祀られている。やはり信仰の場所になっていた。
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祠の横には陽石(男根)も祀られている。
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この場所は、荒川(那珂川水系)の蛇行跡の地形が魅力的だけれども、地名もちょっと変わっていて、「朝風」と書いて「あさっぽ」と読むらしい。 地理院地図では「風」に「ぷ」とヨミを振っているけれども。
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荒川の下流方向を望む。比較的平坦な台地の中を、荒川が大きく蛇行して河谷を作り出している様子がわかる。
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