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【RX大前】 2024.3.17 AACA第2戦 1-1 10位台

岐阜帰省中で大磯クリテ最終戦にでられないので、何か代わるレースはないか探していたら、AACAがちょうどあったので参加。

雨予報だったのでエントリーをあぐねていたが、前日の時点で曇り予報だったので当日エントリー。こういうふらっと参加できるレースは良い。結局降られてどろんこになったけど。

スタートリスト&見立て

webで見当たらなかったのだけど、ホストのキナン、そしてマトリックスと愛三がエントリーしており、激しいレースになりそう。今シーズン勝ちまくっているシマノの寺田選手も単騎で参戦。


ホームページより

コースは1周5kmで河川敷のオールフラット。20周で100kmあり、展開も激しいことが予想されるのでフラットとは言え終盤は脚がない選手は脱落していくだろう。

ただ今日は風が弱いので、展開が激しくてもそんなに削られないかも。

トレーニングとして参加するので、個人的には追い込むこと>>>リザルト。少なくとも1回は逃げたい。

レース

絶え間なくアタックかかるけど、集団にいるとほぼキツくない。やはり風がないのでアタックが集団に対して有効な攻撃になってない。

アップする時間が取れず最初の数周身体の動きが悪かったので、何度かアタックに反応してウォーミングアップ。

dFRCみると最初の30分ちょいは結構動いていたっぽい。

最初30分の平均パワーが280w, NP328w。

そこから終盤にもう一度動き直すべく集団で脚を休める。次の1時間が平均244w, NP275w。エンデュランスと大差ない。

1時間半すぎて、後半に入り集団も再び活性化してきた。

さすがに動かないと全くトレーニングにならないと思い3回くらいアタックかかった後にカウンターでアタックしてみたら、一人になっちゃった。

ここで踏みやめてもトレーニングにならないし、後ろから有力な選手がブリッジしてくることもあると思い、淡々と踏み続ける。

photo: 山内渓太さん

ホームに帰ってきたところでキナン新城選手が追いついてきた。愛三、マトリックスも1人ずつくらいきてくれたらこれで決まるんだけどな…と思いながら、1割の余裕を持って回り続ける。

そのまま2周逃げた。


前の写真からさらに1周回ってきた時の写真かな?


まるでインターバルをやっているかのような、FTPのover &under。

先頭で370-380wで45秒踏んで交代、を繰り返す。逃げてた12分の平均パワーが338w, NP345w。

以前大垂水でにっしーさんと同じようなローテーションをやった時には8分360wとかを出せたので、先頭400wで踏んでもよかったかもしれない。

結果的に少しの余裕をもって残り4周で吸収され、少し休もうと集団中盤に下がったタイミングで行った逃げが勝ち逃げに。キナン、愛三、マトリックスが一人ずつ入ったバランスの良い逃げだった。あれに乗りたかった。。

勝ち逃げが決まる時って、いつもなんとなく「吸収されそう」なオーラがぷんぷんする。みんながそう思うので踏みやめるから決まるのかもしれない。

僕も一瞬「やばいかも」と思ったが、シマノ寺田選手が静観していたこともあり、ステイを選択してしまった。勝ち逃げがいってしまってから寺田選手と話したら「ミスした」と。

これだからレースは難しく、面白い。まだまだレースを見る目が足りない。。

ラスト1周に入り集団がお通夜ムードの中、信州大学の大学生とマトリックスの選手が集団から追走に行った。これで集団の前に飛び出しているのは5人。

AACAは無用なリスクを冒したスプリントを避けるべく、6位以下のリザルトが発表されないレース(本当に良いシステム!)なので、集団の頭をとっても仕方ないし、まだ練習し足りない。

なのでバックストレート折り返して最後の力を振り絞ってアタック。

最大1186wでアタックして、そのままゴールラインまで2分13秒412w。100kmレースの最後にこれだけ出せれば悪くないか?信州大学の選手は捉えたが、マトリックスの選手は捉えられなかった。

しかし最後は集団の勢いが勝り、吸収されながらゴールラインを通過。

振り返り

逃げを決めるべく単独アタックして400wで踏み続け、ブリッジを待つ戦法自体はよかった。

後ろから新城選手がきてくれたのもよかったが、「マトリックスと愛三がそれをみて何もしないわけがない」ということをもっと強く意識すべきだった。

逃げで脚を使い切っていなかったのであれば、休もうとせずに続けざまに勝ち逃げになった逃げに乗ることもできたはず。

シマノ寺田選手をマークする前にもっと積極的に脚を使うべきだった。

と、終わってから&冷静に考えればなんとでも言えるのだけど、限界の90%で走りながらレースを俯瞰的にみてクレバーな判断を下すのは、簡単じゃない。

レースをよく読んで、「勝てる」選手になるための挑戦を続けたい。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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