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【RX大前】 2024.2.18 ウィンターロード第2戦 クラスA 4位

ボス高岡さんが参加するというので便乗してエントリー。左回りの修善寺でレースするのは2018年の学生ロード以来か。

見立て

エントリーリスト

https://www.tokyo-cf.jp/news/19267.html

サイクラーズでJプロ走る選手たちは強いだろう。鳴海くんと宇賀も半分プロみたいなもの。ホビーレーサーで強いのは我がボス高岡さん、島野くん、中里さんあたり。

名前は存じ上げなくてもヒルクライムチームの方々はかなり登れるはずなので、登りと下りしかない修善寺のコースでは要注意。

展開は走ってみないとわからないが、自分の登坂力は決して突出しているとは言えないと思うので、序盤は様子見て集団ステイして、中盤から後半に余裕があれば脚がある選手と抜け出す作戦。


photo: 飛鳥さん

レース

1周目からサイクラーズのダブル佐藤(宇志選手と光選手)、宇賀が飛び出す。

ゴールまで行きかねないと思いつつも、集団にも強い選手はまだいるので一旦ステイ。結果的にはこれが致命的なミスとなった。

集団はペース落ち着いていて、散発的にアタックはあるが継続的なペースアップにはならず、4周目には前とのタイム差が1分15秒ほどに。

集団大きくないので位置下げたりして有力勢の脚の様子を探っていたが、中里さんはかなり後ろの方にいて、きつそう。島野くん、鳴海くんはいきたくてうずうずしてる感じで、サイクラーズ湯浅は集団の全ての動きにフォローしている。サイクラーズ盤石やな。

5周目に鳴海くんが大きなアタック。これは決定的になると思ったので秀峰亭までに踏んでキャッチ。この動きで集団割れて鳴海くん、ぼく、サイクラーズ湯浅、比嘉くんの4人になったのだけど、そのまま回していたらぼくと湯浅の2人になってしまった。ゲームオーバー。

サイクラーズは前に2人入れているので湯浅は回る理由がない上に、前牽いてても息遣いが聞こえるほどにきつそう。集団は、この勝負がかかったタイミングですんなり差が開いたということはもう脚のある選手がいないのだろう。

となると前を走る3人のプロを相手に、湯浅を引き連れて自分1人で追いつかないと勝ち目はないわけだ。ほぼ不可能。

湯浅はナショナルチーム時代の後輩。多少サービスしてくれて下りは前に出てくれた。牽く割合としては8:2。

それでもタイム差は7周目あたりで30秒まで縮まって、「俺踏めてるじゃん、ワンチャンある!?」と思ったんだけど、前もペース上げて再び45秒に広がる。

そしたら8周目に前から宇賀が降ってきて3人に。「最後はもがかないので連れて行ってください」とのことなので2人を従えた追走列車となるが、僕もタイム差縮まらず戦意喪失してきて、集団に追いつかれないように完走を目指す集団と化した。

videoから切り抜き。撮影: 飛鳥さん
これはもう半分諦めている時

淡々と完走目指して走っていると、10周目に後ろから単独で島野くんが追いついてきた。5周目の時点で同調してきてくれれば追いついたかもしれなかったが、時すでに遅し。

最後は湯浅ともがきあったが流石に牽引に脚を使いすぎてもがけず4位でフィニッシュ。

パワーデータなど


1時間半のNPが331wはかなり良いのではないか。追走でかなり脚が削られてきてからも、登りは360w前後で踏めていて、FTP自体が上がってきている感覚がある。今シーズンはまだショートインターバルしかしていないが、それだけでもFTPが上がっていくことをコーチ自身が体現している感じ。


dFRC見ると、序盤の展開と中盤の追走作ったところと、ラストスプリントで無酸素容量を使い果たしていて、最後まできちんと実力を出しきれているデータになっている。MMPテストしていないのでFTPとFRCの推算は精度が微妙だが、概ね調子は良かったと言って良いだろう。

リザルト

公式からまだ上がってないぽい。

1-3位はサイクラーズが独占。僕が4位。

上位陣と集団の脚の差が大きすぎて、宙ぶらりんになった僕はレースの後半ほぼタイムトライアル状態だった。1周目のアタックに乗れなかったことは悔やまれるけど、それができるだけの自信がなかったのだから、仕方ない。

もっとレベルが高い集団でも十分走れそうな自信がついたので、4月のチャレンジロードを走るのが楽しみだ。

お読みいただきありがとうございました。日々のトレーニング日記はこちら↓



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