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成功体験は心のお守り

私と同じ公務員で、ほめ達の認定講師をしている岡元譲史さんという方がいます。
私は4年前に岡元さんと出会い、ほめ達を知りました。

当時私は、いろんな葛藤があり、公務員として定年まで働いていく自分がイメージできなくなっていました。
そんな時に、市役所職員という同じ分野で活躍されている岡元さんを知り、こんな人みたいになりたいという、憧れのような感覚を抱きました。

そんな岡元さんは、日本全国の自治体、官公庁に「ほめ達公務員」を増やそうと、4年前にFacebookグループ「ほめ達!公務員」を立ち上げます。

そのグループで、岡元さんは仕事に行くのが憂鬱になりがちな月曜日の朝に、毎週ほめるコラムを配信。全国の公務員に、ほめ達ならではの視点で、元気・勇気・励みになる記事を書き続けてくれています。

今朝の配信は、「成功は一日で捨て去れ!…なんて言わないよ、絶対」というタイトル。
よく「過去の成功にしがみついていてはダメだ」と言われることがあるけど、岡元さんの考えは違います。岡元さんは、「成功体験は自分が弱った時の支えになるから、捨て去らなくて良い」と言います。

実は岡元さんは、地方公務員が本当にすごいと思う「地方公務員アワード2018」を受賞されていて、滞納整理の分野で著名な成果を出されている方。
そんな岡元さんでも、人事異動で滞納整理ではない部署で働いていた時は、うまくいかない事が多々あり、追い込まれて自分に価値を見出せなくなってしまったそうです。

そんな状況の時にやったこと。それは、過去に岡元さんが講師として全国各地で実施した滞納整理研修のアンケートを見返して、岡元さんをほめてくれているコメントを読むことだったそうです。
自分をほめてくれているコメントを読んで、見失っていた自分の価値を取り戻す事が出来た。心の支えになった。だから、「成功体験は自分が弱った時の支えになるから、捨て去らなくて良い」という事なんですね。

今日のコラムを読んで、私も自分が弱っていた時に、ほめてもらって自分の価値に気づくことができた、ある方からの一言を思い出しました。
それは、「坂井くんは写真は上手だね」というほめ言葉。
広報の仕事は自分に向いていないと思う私に、1つ自信を持たせてくれた一言でした。

岡元さんのコラムと私の思い出から、気づきました。
ほめ言葉は心のお守りになる!
弱っている自分を助けてくれる。そんなことを思ったのでした。

たった一言でも、ずっとその人を支えてくれる言葉がある。
ほめることは、それだけの力がある。
ほめる達人は、価値発見の達人であると同時に、心のお守りを無料で配り続けている人なのかもしれない。

そんなことに気づけた最幸の1日でした。
ありがとうございます☆

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