こんなやつが潜んでいたの蛇
庭の水連鉢を覗いて、ふと気づいた円らな瞳。
水中から睡蓮の葉陰に、頭だけ出してじっとしている。
いつものカエルかな?と思ったけど、何となく雰囲気が違う。
睡蓮の葉を少しだけめくってみたら、首の下に長い胴体が続いているよう。
「えっ!何者?」
正体を確かめるためぼうでつつくと、水中へ姿が消えた。
鉢の中にはメダカもいるので、喰われたらかなわない。
ぼうで水中をかき回すと、たまらず飛び出して来たのはやはりヘビ。
斑模様なのでシマヘビやアオダイショウでないことは分かったが、何者?
もしや、ヤマカガシ?
もしそうなら、マムシ以上の毒があると聞いたことがある。
慌てて頭を叩き、写真に撮り正体を確認。
赤いウロコと首周りの黄味がかった輪から、どうやらアタリだったよう。
可愛らしい顔に似合わず、マムシやハブを上回る猛毒とのこと。
危ないので、とどめはささなかったが、さらに数発叩いておいた。
もうこの鉢に近寄らないようにとの願いを込めて…
睡蓮鉢ではカエルがよく泳いでいるので、それを狙って来たのだろう。
それにしても、どこにでもうかつに手を突っ込まれないと確認!
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