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片付けの順番がちがうのよ

よしともさんです。
勝手に「違うのよシリーズ」今回は片付けという行動全体の順番です。
先にも書いたように私たちは空間や場所を整える行動の全てを総括して「片付ける」と言っているような感じがしませんか?

例えばね。
『主人が仕事から帰ってきたら玄関で靴を脱いだらすぐ靴下も脱いで、次はジャケット、次はパンツ、ネクタイ、シャツ、と歩いた跡が辿れるように床に脱ぐので困っているんです。
何度片付けてと言っても聞いてくれない。ほんともうイヤ。』
とストレスを感じているとしましょう。

「では、ご主人がどうしてくれるとあなたは笑顔になれますか?」
と聞くと
『選択をするのは私だから、靴下は洗濯機にいれてほしい。シャツは脱衣かごに。ネクタイとジャケット、パンツはメンテナンスするのでクローゼットの前にあるハンガーにかけてほしいです。』

これ「片付け」じゃないですね。(苦笑)

この例の場合、
・自分の家事仕事を楽にしたいから協力してほしいという視点である。
・どうして欲しいのか「片付けて」だけでは伝わっていない。
・ご主人からすると言われている行動をするのが面倒だと感じているか、やりたいけど面倒な仕組みになっていてやる気にならないのかも。

ということが大きなポイントだと思います。

これは片付け(使ったものを元に戻す)ではない行動が含まれていますので、面倒な行動を簡単にする仕組みを作ることで解決しなくてはいけないことなんです。

あなたが誰かに「片付けなさい!」と怒っていたとしたら、それが本当に片付けなのかちょっと考えてみてくださいね。
あっ、ちょっと本題からそれました。

収納、片付け、掃除、整理、整頓の順番は?

「順番なんてあるの?」=はい、あります!
私が仕事にしているライフオーガナイズの片付けではこの順番です。

片付けの順番
1 整理 =分けて必要なもの、大事なもの、残したいものを選ぶ
2 収納 =整理できたものを収める
3 整頓 =収納したものを見つけやすく、もどしやすく整える
4 片付け=使ったものを元に戻す
5 掃除 =ホコリをとりのぞく

散らかったもの、量の多いものを片付けるには1から順番に行う必要があります。(もちろん1ができていたら2からでもいいです。)
5の掃除は片付けの順というより、片付けができたら楽にできることで、その先に、『部屋に花でも飾ってみようか』という空間と気持ちにゆとりが生まれるという仕組みなのです。

実はあともう1つ順番に入れて欲しいことがあるのですが・・・
それはまた次回。

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