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ハイスピード/ベリーキュート

崩壊スターレイルがついにリリースされた。ゼルダの次くらいに楽しみにしていたゲームなので、むっちゃ嬉しい。
さっそく初日のプレイフィールを書き記そうと思う。


スーパーハイテンポが最高

エンカウント前にぶん殴って有利に戦闘開始

本作、崩壊:スターレイルでまず何よりも気に入った点が、圧倒的なテンポの良さだ。
本作はシンボルエンカウント形式を採用しており、フィールドにいる敵に接触することで戦闘画面へと移行するのだが、そのスピード感がたまらない。

エンカウント前に先制攻撃を仕掛けると有利な状態からスタートする、というシステムと合わさることで、能動的に戦闘がしたくなるようなデザインになっている。

フィールドから戦闘へのロード時間も全く存在せず、戦闘開始に目障りな演出もない。とにかくメインのゲーム体験にアクセスするまでのプロセスが簡略化されており、ゆるやかなフィールド探索との強烈な対比が魅力的に映った。

”SP”を前に耐えるか、放つか

情報量を過度に盛らないステキなシンプルUI

戦闘において重要な”SP”システムもシンプルながらよく整っている。
SPは最大5つで、通常攻撃を行えば+1、スキルを使えば-1だ。

当然通常よりもスキルの方が火力が高かったりバフを付与できたりと優秀であるが故、プレイヤー側としてはスキルを片っ端から連打していきたいところ。
しかし闇雲にSPを消費すればプレイヤーの取れる選択肢は通常攻撃一択になってしまい、ピンチの打開ができない。

この「SPを温存してピンチに備える」か、「SPを消費して現状を打破する」か…というシンプルな二択を常に突き付けられることで、ソーシャルゲームらしい遊びやすいシンプルさと、コマンドRPGらしい戦略性を両立させている。

いわゆる「たたかう」コマンドに明確な意味合いを持たせ、「まほう」や「わざ」だけでは成り立たないゲームなのだ。

開発側から尊重される旅情感

写っているのは主人公(女)

「スターレイル」「星穹列車」などなど、列車による宇宙の旅を強く印象付けている本作は、とにかく開発側が”旅情感”を尊重していることが伝わってくる。

フィールドの様々なオブジェクトに丁寧にフレーバーテキストが盛り込まれていたり、エリア1つとっても一目見たときの強いインパクトやフォトジェニックに満ちた空気を感じられる。

充実のカメラ機能

またカメラ機能も充実している。ズームは当然、ゲームロゴの表示に一人称視点化、キャラのカメラ目線や表情変化、さらには待機モーションの任意起動も可能だ。原神でも実装してよ!

撮影したスクリーンショットはさらにフィルターをかけることも可能で、その濃淡も0~100の単位で調整できる。
本作よりカメラモードが充実したゲームも知っているので「崩壊:スターレイルのカメラモードが最強だ!」とまでは言えないが、中途半端にカメラを実装しているゲームよりは勝っていると言えるだろう。

そろそろ三月なのかとヘルタの話をしようか

三月なのか

初日のプレイフィールはこのへんにして、そろそろかわいすぎる2人のキャラクターの話をしよう。

まずは「三月なのか」
典型的なお茶目な性格で、少し抜けたところのある活発さが魅力的なキャラだ。いわゆるアイコンの女
ただホヨバキャラの因果か、彼女は過去の記憶がなく、氷に覆われ宇宙を漂っていたところを助けられたという過去がある。”三月なのか”という名前は、彼女が生まれ変わった日を意味しているのだ。重すぎるだろ。

戦闘においては徹底的なサポートキャラ。スキルでは味方単体へのシールド付与、必殺技では敵全体を確率で凍結させる。
初期キャラのため加入段階での戦力はお世辞にも強いとは言い難いが、成長によってスキルでさらにデバフ解除、凸によって戦闘開始時に自動で単体シールド付与など明確な伸びしろの見えるキャラクターだ。

ビジュアルだけで育成したくなる魅力もあり、今後彼女の過去も含めどのように掘り下げられていくのか個人的に注目している。

ヘルタ

そして「ヘルタ」
少し冷めた性格で、宇宙ステーション「ヘルタ」の主である天才キャラだ。
天才故に熱しやすく冷めやすい、良くも悪くも興味関心に強く突き動かされている。誰にもなびかないタイプだ…

彼女は普段なんと遠隔操作できる人形の姿で活動しており、よくよく見ると肩や膝などが球体関節だったり手先も細かく可動部で分かれている。刺さる人に刺さるタイプ。

戦闘においては雑魚戦に特化した殲滅キャラ。スキル、必殺技、固有攻撃全てが全体攻撃であり、まんべんなく敵を削る分かりやすい性能だ。
しかし殲滅力と引き換えに単体火力には乏しく、ボス戦や硬い敵2体…のような全体火力を求められない場面では逆に火力不足に陥り、強みを発揮しきれないのが悲しいところ。

ビジュアルは個人的トップに君臨しているため常にパーティーに入れてみたいのだが、外した方がいい場面もどうしても存在しており…
ただ各章が始まるたびに雑魚を殲滅するエースとして活躍が見られそうなので、育成リソースはしっかり割いていこうと思っている。

つまるところ

早く宇宙ステーションから出ろ

初日の感想としては、とても楽しい。とてもかわいい。
手触りの良さがすぐに伝わるレスポンスのいいコマンドRPGなので、まだプレイしていない方はぜひ一度遊んでみてほしい。
リリース記念で星5一体確定ラインまではガチャ石がもらえるので、タダガチャ目当てでとりあえずやってみる、というのもいいだろう。

そして三月なのかとヘルタに落ちろ。俺はそこで待っている──

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