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【お受験本レビュー】国立小学校合格バイブル - WAVE出版 3/5 [行動観察]

Amazonでベストセラーとなっているこちらのお受験本「国立小学校合格バイブル」は、本当に中身が濃くて、絵や図解で説明してあり、とてもわかりやすく、実際に取り組みやすい本だと感じています。

今回は、行動観察についての章で自分が重要だと思った点を記載します。


行動観察 10個のポイント

1.学校側はコミュニケーション能力を見ているので、こどもには以下のお約束を守らせる

・一人で行わないこと
・みんなで話し合いながら行うこと
・どんなふうに行うのか相談しながら行うこと
・仲良く行うこと

2.お約束を守る。約束を守れないのは、

・指示をはじめから聞いていない
・勝ちたい気持ちが強すぎる、楽しくなりすぎる

3、伸び伸びと楽しく規律を守る

・竹早小、お茶の水付属小では「自由遊び」が定番課題。
・子どもの素が見れる課題。自由遊びだが、規律を守る。
・遊びに取り掛かれないのはNG、楽しむとおふざけの区別がつかないのはNG、おかたずけをしないのはNG

4、すぐに動く

・自宅で立ち方、座り方、返事の仕方、挨拶の仕方を1日5分毎日反復練

5、一方的に意見を主張するのではなく、同意を促す

・「XXがいい!」ではなく「XXがいいと思うけど、どう?」
・この言い方が自然に出るためには、周囲にそのような言い方の人がいることが大事。親が意識を。

6、完璧を求めるように取り組むのではなく、未完成でも一生懸命に取り組む

・国立小学校が求めているのは、未完成だが伸びるであろう可能性を感じさせる子どもらしい子ども

7、指示に従いきちんとできる

・楽しむこと と おふざけ は似て非なるもの
・家でできないようなら、試験でもできない

8、待機時間を休み時間と捉えず、行動観察中と認識する

・ほかの子どもが取り組んで自分が待機している間も行動観察中。
・子どもの真の姿が見られる時。待機中の姿勢、ほかの子を応援する姿が大事

9、前に立つ人を見て話を聞く

・家では、親の話を聞くときは、必ず顔が向くように練習。
・向かなかったら「〇〇くん、こっちを見ます」の反復練習を

10、ものを丁寧に扱う

・丁寧な作業ができることは、国立小学校が求めていること。
・道具に扱い方に一番現れるので、普段から丁寧にやさしく道具が扱えるように

まとめ

行動観察は、試験の時に面接官に何を見られているのか、フィードバックも無いのでわからないという声をよく聞きますが、これら10個のポイントを押さえて、日常生活をしながら子どもに声掛けをして、子どもの考え方や行動に染み込ませていきたいですね。

書籍には、詳細に図解入りで、かつ、複数の例も記載されているので、とてもわかりやすく記憶にも残るので、手元に1冊置いておくことをお勧めします。



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