SAKURAに感動した話
インスタライブでキンプリ2人からRe:ERAのアルバム、ツアーの発表がされ、1曲1曲にキャラクターがいる、という話が出た際、驚いたのは私だけではなかろうと思う。
同時に、海人くんのイラスト好きな私としては、素直にキャラクターの発表が楽しみになったのは間違いない。
けれど、アルバムの収録曲をあらためてサイトで見てみると、シングルカット済みである、愛し生きること、MAGIC WORD、halfmoon、moooove!!の4曲が入っていたので、また別の驚きがきた。
収録曲16曲全てに、と言っていた。
ということは、すでに発表されている4曲にもキャラクターがつく。
そこにびっくりしたのだ。
新曲と一緒に、この曲のキャラクターはこれですよ、と提供されるのと、既存曲にキャラクターを付けるのは訳が違う。
既存曲の場合、曲それぞれに、ファンそれぞれに、すでにイメージというものが出来上がっているのではなかろうか、と。
しかもこの4曲、1曲は映画主題歌で、3曲はドラマ主題歌だ。
好きであれば好きであるほど、今持っているその曲のイメージを大切にしたい、という人も多いのではなかろうか、と、思った。
そこに新たに曲イメージでキャラクターがつく、ということに、驚きと難しさを感じたのだ。
特に、私がそれを感じたのが「愛し生きること」だった。
なぜかというと、MAGIC WORD、halfmoon、moooove!! は、タイトルがかなり具体的だ。
タイトルをそのまま、魔法の言葉、半月、動き、という言葉にすると、割と共通認識を誰でも持ちやすく、イメージ化するにあたって”何か”を想像するのが比較的容易い気がするのだけれど、一方で、「愛し生きること」は、あまりにもタイトルからして抽象的すぎるが故に共通認識が持たれにくく、具体化されたものにも共通認識を得て納得感を得るのが難しいのではないか、と思ったのだ。
しかも、あの重く、重厚な映画「法廷遊戯」の主題歌であり、2人が制作したMVにも独特な世界観があり、かつ、真っ白な衣装で歌う姿もすでに披露されている。
これらを好いて大事にしてきた人たちに受け入れられるキャラクターって、一体どうするのだろう?と思ったのだ。
私が凡人であるが故に感じた、疑問であった。
同時に、海人くんがどうするのか、少し楽しみにもなった。
その「愛し生きること」のキャラクターがまさかリード曲の次に、真っ先に公開されるとは思っていなかった。
考えてみれば既存曲からサンプルが公開されるのは順当なことだろうけれど、上記の思いがあったので、個人的にはちょっとびっくりした。
そして、卵の仕掛けをくぐり抜けて、誕生したキャラクターを見た瞬間。
結構な衝撃だった。
ああ、愛し生きることだ、と思ったのだ。
これはすごい、と素直に感動してしまった。
何がそうさせたのか、言葉にするのは難しい。
けれど、すとんと、素直に、ああ、愛し生きることだ、と思ったことに、すごい、と思った。
私の中ではMVのイメージが引っ張り出されたのかもしれないと感じたのだけれど、どうだろう。
キャラクターの性格や背景も細かく設定されていることもインスタライブで紹介してくれていたけれど、まさかここまでとは思わなかった、というレベルで出来上がっていることは、アレックスの段階で驚いたけれど。
SAKURAはまた一段とこちらの想像力も掻き立てる背景で、そこにも感動した。
これはすごいよ、海人くん、と純粋に思った。
これをそのまま140文字以内に収めてXでつぶやいたら、たくさんの賛同をいただいたので、それもまた嬉しかった。
どんな感じになるのかな、という思いも、既存曲はどうするんだろう、という思いも、SAKURAが全部解消してくれた。
今は全く何の疑問も引っかかりもなく、新たなキャラクターの誕生を素直に楽しみに待っている。
もちろん、アルバムの楽曲発表も心待ちにしている。
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