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TMORPG『Book of Travels』 12のフォームについて

2021年10月12日から早期アクセスが開始される小規模MORPG『Book of Travels』のフォーム(一般的なMMORPGでいうクラスやロールに相当)について、公式からsteamにて投稿がありました。

どのようなコンセプトのゲームかについては、こちらの記事が分かりやすいと思います。

10年ほど前にメイプルストーリーを友人たちとプレイしたのをきっかけに、少しずつMMORPGに触れてきた身として気になるゲームの一つですが、早期アクセスの時点では日本語パッチが実装されません。(製品版でも実装されるかは分かりません…)

一人で始めるには腰が重い…ので、友人を巻き込めるよう、Google翻訳に手伝ってもらいながら、僕なりに訳と考察をすることにしました。

なお、これらのフォームとキャラクターアビリティの関係性については現在あまり詳らかにはされてないため、「Lvアップ効率がよいか」「強い魔法を使えるか」などの指標にはなりません。「効率よくレベルを上げて、更にいい装備を手に入れる」ゲームでは(おそらく)ないため、ここではあまり考えないようにしています。
(僕はそういうゲームも好きだけど、このゲームはそういう感じでプレイしたくない)

それでは早速、順番にいってみましょう。

*この記事はGoogle翻訳を活用して書かれています。正しい訳・解釈ではない可能性があるため、不安な方はご自身で原文を読んでください。

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1. Goodward(グッドウォード)

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The Goodward (wind affinity: eastern) has a pure heart and simple tastes. Harmony and safety are important factors to a Goodward and they enjoy providing such happiness to others. But this is also a character whose curiosity may lead them far from the calm and order they so enjoy. 

【Google翻訳】
グッドウォード(風の親和性:東部)は、純粋な心とシンプルな趣味を持っています。 調和と安全はグッドウォードにとって重要な要素であり、彼らは他の人にそのような幸せを提供することを楽しんでいます。 しかし、これはまた、好奇心が彼らを落ち着きと秩序から遠く離れさせるかもしれないキャラクターでもあります。 

風の親和性(wind affinity)というのは、本作で使うことのできる魔法の方向性のことです。東西南北それぞれの風が割り当てられています。

Goodwardの『ward』は、ゼルダの伝説 スカイウォードソードの『ウォード』であり、I'm looking forword to〜(〜を楽しみにしている)の『ward』で、つまり方向を表しています。
そう考えると、スカイウォードソードは『空への剣』ですね。かっけぇ。
『良い方へ』がグッドウォードのテーマみたいです。

"simple taste"というのはアーリオオーリオのようなシンプルな味、というわけではなく、『難しいことは考えない』とか、『庶民的な質素さ』という意味らしいです。
彼自身が東風というのもあり、アジア農耕民族特有の質素さと集団意識的なものがありそうです。

他者への関心、調和と安全、しかしその好奇心から落ち着きがない、でも楽しい。
パリピ、ということでしょうか。できることなら僕もこれになりたい。

こんな感じで、フォームの名称とその語源を考えると、キャラクター性が見えてくる気がします。

2. Reachant(リーチャント)

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Somewhat eccentric, The Reachant (wind affinity: northern) naturally absorbs the wisdom of the world and is conscientious in their collection of truths and teachings. Usually restless, their journey is one of spirituality and personal betterment, and they enjoy mastering crafts.

【Google翻訳】
やや風変わりなリーチャント(風の親和性:北部)は、自然に世界の知恵を吸収し、集めた真実と教えに対して誠実です。 通常は落ち着きがなく、彼らの旅は精神性と個人的な向上の1つであり、工芸を習得することを楽しんでいます。

やや風変わりなリーチャント、とのことですが、読む限りでは素直に世界を楽しむフォームのようです。
"Reachant"という言葉は恐らくこのゲームの造語で、“Reach”と“Chant”に分けることができます。
Reach→手を伸ばして届く様を表す
Chant→歌う、口ずさむ様を表す

これらを踏まえると、世界の自然や知恵に手を伸ばし、触れて何かしらを制作することで、自分自身を高めていく、そんな感じの人物ではないでしょうか。変わり者とありますが、どの辺が「風変わり」なのか…プレイしてみないと分かりません。説明から分かる方がおりましたら教えて下さい。

3. Gleaner(グリーナー)

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The Gleaner (wind affinity: southern) is resourceful and self-reliant
- their independence knows no laws and may take a rogue turn. Quick wits and self-sufficiency make The Gleaner a collector of both material
and immaterial wealth, but whether they gauge the value of what is amassed is another matter entirely. 

【Google翻訳】
グリーナー(風の親和性:南部)は機知に富み、自立しています-彼らの独立は法律を知らず、不正な方向転換をする可能性があります。 素早い機知と自給自足により、グリーナーは物質的および非物質的な富の両方のコレクターになりますが、それらが蓄積されたものの価値を測定するかどうかはまったく別の問題です。

Gleanerはミレーの絵画で有名な『落ち穂拾い』の英題でもあります。(実際の題は『The Gleaners』)ニュアンス的には『苦労しながらも時間をかけて少しずつ』の意味があり、恐らく「素早い機知」よりも「自給自足」が強調されています。
Book of Travelsにおける第一産業的な振る舞いになりそうです。
「非物質的な富」というのが気になりますね。

やっと分かりやすいフォームが来た…
制作会社がスウェーデンの小規模な企業なので、人格やキャラクター構築の仕方がアジア⇔アメリカ太平洋地域とは全然違う雰囲気があります。

4. Enfolder(エンフォルダー)

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Tempering strength with kindness and kindness with strength, The Enfolder’s guardianship and servitude never detract from their grace and individuality. Their might comes with the sensitivity of one much invested in their kind (wind affinity: southern).

【Google翻訳】
優しさで強さを和らげ、強さで優しさを和らげるエンフォルダーの保護と奉公は、彼らの優雅さと個性を決して損なうことはありません。 彼らの可能性は、彼らの種類に多くを注ぎ込む人の感性を伴うかもしれません(風の親和性:南部)。

まさしく包容力、といった感じですね。最後の一文が分かりづらいですが、英文を見た感じだとエンフォルダーを支持する人たちによって、エンフォルダー自身が変化する具合だと思います。
親方ァ!

※Enfold:抱きかかえる、抱きしめる

5. Crested(クレスト)

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While The Crested (wind affinity: northern) shows no vanity, they are naturally dignified and uninhabited about their sophisticated ways. Their ease and clear mindedness finds them accomplished in many arts and well placed to succeed in all kinds of company. 

【Google翻訳】
クレスト(風の親和性:北部)は虚栄心を示していませんが、彼らは自然に威厳があり、洗練された方法について遠慮がありません。 彼らの安らぎと高潔さは、彼らが多くの技芸を成し遂げ、あらゆる種類の集団で成功するのに適していることを示します。

"Crest"は紋章における兜飾から転じて、テッペン、極地などの意味があります。めちゃ優秀、エリート!

原文の"uninhabited"は「無人」の意味ですが、そこから転じて「周りに人がいないかのような振る舞い」→「遠慮のない」「(酒が進んで)気が大きくなる」といった意味で使われています。今回は後者で訳しました。

ゲーム内でどういう技芸が求められるのか分かりませんが、割と何でもこなせそうな気配はしますね。絵も中国の武人っぽいし…

6. Ribboned(リボン)

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The Ribboned’s love of home and nature manifests a spirituality that makes profound connections with all things living. Home and community are where The Ribboned is most energised, but their grounded, centred soul means they take both in heart when travelling (wind affinity: northern).

【Google翻訳】
リボンの家と自然への愛は、生きているすべてのものとの深いつながりを作る精神性を表しています。 家とコミュニティはリボンが最も活気に満ちている場所ですが、彼らの接地された中心的な魂は、旅行するときに両方を心に留めることを意味します(風の親和性:北部)。

やっと馴染みのある名前が来ました。リボン。かわいい。

中世ヨーロッパの時代からリボンは女性の髪留め、男性のカツラ留めに使われていたように、「束ねる」「留める」といった役割があります。日本の水引も英語ではリボンと言われたりしますね。恐らくそのくらいヨーロッパにおけるリボンには特別な意味合いがあるのでしょう。

ゲーム内でもコミュニティと繋がり、束ねたり、故郷を心に留める、『リボン』の名の通りの働きをするようです。

7. Larker(ラーカー)

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Likeability is not The Larker’s goal but merry times are in the offing when The Larker is around. Adventures come in many forms and are rarely serious - so long as leisure and idle times abound, a Larker’s day is as it should be (wind affinity: western) . 

【Google翻訳】
好感度はラーカーの目標ではありませんが、ラーカーが近くにいるときは陽気な時代が近づいています。 冒険にはさまざまな形があり、深刻なことはめったにありません。余暇や非稼働時間がたくさんある限り、ラーカーの日は本来あるべき姿です(風の親和性:西部)。 

煙草の銘柄でも有名な"Lark"には、戯れ、冗談、いたずら、といった意味があります。ドラクエでいう遊び人でしょうか。

なんてことない旅を楽しくしてくれる存在になりそうです。

8. Veiled(ベール)

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The Veiled (wind affinity: western) is at once inconspicuous and remarkable, holding to the edges of activity where they absorb goings-on from a place of detachment and stillness. But obscurity comes with mystique, the allure of which makes this solitary watcher an enigmatic type with a quiet penchant for power.

【Google翻訳】
ベール(風の親和性:西部)は、一気に目立たず、注目に値するものであり、活動の端にとどまり、分離と静けさの場所からの出来事を吸収します。 しかし、曖昧さには神秘性が伴い、その魅力がこの孤独なウォッチャーを静かな力の傾向を持つ謎めいたタイプにします。

端っこの方にいる観察者。その存在はベールに包まれ、曖昧かつ静かで神秘的な力を持つ。
中二心が疼きますねぇ!

9. Mirther(マーサー)

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The Mirther (wind affinity: western) is creative and embodies honesty and youth. They echo rural Romantic archetypes such as shepherds, wandering musicians and artists. They are a daydreamer and find much mirth in or out of company. 

【Google翻訳】
マーサー(風の親和性:西部)は創造的で、正直さと若さを体現しています。 彼らは、羊飼い、さまようミュージシャン、アーティストなど、田舎のロマンチックな原型を反映しています。 彼らは空想家であり、集団の内外で多くの喜びを見つけます。

マーサーは公式のゲームプレイ映像でも紹介された、オーソドックスなフォームです。恐らくこのゲームの原型、理想的なプレイスタイルを体現しているフォームなのだと思います。

若さ、ロマンチック、空想家、という点から、様々な可能性が開かれていそうです。

Mirth:陽気、愉快、よろこび

10.Dimmed(ディム)

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By contrast The Dimmed is an older, wiser type whose light shines less brightly. Their stoic attitude in company does not temper their thirst for exploration, especially when the quest is enlightenment (wind affinity: eastern).

【Google翻訳】
対照的に、ディムは古くて賢いタイプで、光の輝きが弱くなります。 彼らの集団でのストイックな態度は、特に探求が悟りである場合、探検への渇望を和らげることはありません。(風の親和性:東部)

真面目な奴みたいです。"older"って古典的みたいなニュアンスかと最初思いましたが、マーサーと対地されているのを見ると、そのまま「年上」の意味のようです。(二重の意味もあり得るのか…)

悟りのためならストイックに探求を続ける、修行僧のようなフォームだと考えられます。

11. Moss Walker(モスウォーカー)

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The Mosswalker(wind affinity: eastern) has feet that are deep in the earth and finds magic in all things mundane. They live a relatively ordinary life but their values are wide and true, making them something of an unconventional, Bohemian type.

【Google翻訳】
モスウォーカー(風の親和性:東部)は、地球の奥深くにある足を持っており、ありふれたものすべてに魔法を見出します。 彼らは比較的普通の生活を送っていますが、その価値観は広く真実であり、型にはまらないボヘミアンタイプのものになっています。

直訳で『苔歩き』。小学生が通学路の苔とか雑草でも気になって触っちゃうのと同じ感じでしょうか。僕は説明だけだとこのフォームかなり好きです。

放浪生活の中でありふれたものでもつぶさに見て、全てに魔法を見出す。
ダンゴムシとかドジョウを瓶に入れて飼ってそうですね。

12. Weatherer(ウェザラー)

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Striding and far from domestic,
The Weatherer’s spirit is forged by exposure to elements literal and metaphorical. Their unequivocal thinking and broad experience finds them well placed in exploration and adventure (wind affinity: southern).

【Google翻訳】
ウェザーラーの精神は、国内から遠く離れており、文字通りの比喩的な要素に触れることで鍛えられています。 彼らの明白な思考と幅広い経験は、彼らが探検と冒険にうまく配置されていることを発見しました。
(風の親和性:南部)

Weatherは普段「天気」と訳しますが、昔船乗りたちが嵐などの大変な気候を乗り越えて航海をすることにちなんで、「苦難を乗り越える」という意味でも使われることがあります。

冒頭のStridingとは「大股で歩く」「闊歩する」などの意味があり、ウェザラーは故郷や実家から遠く離れた旅をして、危険を乗り越えることで磨かれる経験とスキルを示していると考えられます。

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以上、12のフォームをご紹介してきました。気に入ったフォームはありましたでしょうか?

制作会社Might and Delightはこのゲームにおいてロールプレイをかなり重視しているみたいです。英語オンリーな分なかなか難しいですが、各フォームの背景や性格を考えるのは、楽しいプレイのためにかなり重要なことだと思います。正確に把握するまではいかなくても、想像力を働かせればプレイ中にどこかつながるところがあるはずです。

この記事はGoogle翻訳を使い、かつ筆者の解釈を混ぜたものですので、誤訳や解釈違いがあるかもしれません。もし明確な間違いなどございましたら、コメント等でお知らせいただけると幸いです。すぐに修正致します。

色んなオンラインゲームがそうであるように、日本人プレイヤーが増えることで日本語も無視できなくなると思うので、少しでも興味を持てましたら僕と一緒にプレイして、面白いと思えたら布教していただいて、Book of Travelの日本人コミュニティーが作られていけばと願っています。(記事公開時点では早期アクセスもまだですが!!)

というか、寂しいし心細いので一緒にプレイしてください!!

リンク
制作会社 Might and Delight ウェブサイト
『Book of Travels』Steamストアページ

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