opia「誰かの目に見るときに感じられる、曖昧で不気味な感覚」

どうも、大学二年生になったrNと申します。幸いなことに、評価Aで願望の日本語専攻に入ることができました。ちょっと嬉しいです。

先月(2021年8月あたり)、僕の代表作「opia」がQuesera Games様の「KALPA」へ収録することになりました。やっと、今までにない思いを入れ込んで、頑張って出来上がった曲を音楽ゲームにプレイすることができたの嬉しさは半端ありません。その後、大人気音楽ゲーム「osu!」のFeatured Artistになりました。恐らくタイ人としては僕が一人目でしょうね。

「A picture speaks more than a thousand words」という風の英語の古語があります。それを転じて、僕は「A music piece tells more story than words ever could」、「音楽は、言葉よりも多くのストーリーを語る」ということを信じています。

その意思を基にして、自分なりにストーリーを語る音楽を作り続けました。

では、「opia」のストーリーを語らせていきましょうか。

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opiaってなんやねん、の方はこちらをご視聴ください。

僕の曲「opia」は、2020年行われた「第17回自称無名BMS作家が物申す!」というBMSイベントに参戦したものです。動画の概要欄に貼っているリンク先にも書いてありますが、

「人の目は心への扉で、心を映す鏡である。」
扉の先の真実、鏡に映った自らのイメージ。
この二つをよく見ると、何を感じるのかな。

って日本語が優れていなかった僕は書いていましたね。今でも直しに行きたいんですね、はい。

opiaという単語は、John Koenig氏が著した「The Dictionary of Obscure Sorrows」に載っている言葉です。

opia
n. the ambiguous intensity of looking someone in the eye, which can feel simultaneously invasive and vulnerable—their pupils glittering, bottomless and opaque—as if you were peering through a hole in the door of a house, able to tell that there’s someone standing there, but unable to tell if you’re looking in or looking out.

「誰かの目を見ることの曖昧な感覚。それは、侵略的でも脆弱的でもありうる。」みたいなことを言っています。詳しく知りたい方はDeepLなどで翻訳していただければ。

そうですね、僕は、他人と話しているときはアイコンタクトをとれと言われました。生涯やっていたスピーチの大会で何度も使ったアドバイスであり、普通の話にでも使えるアドバイスでありました。はい、脱線はここまでです。

無名戦17の作品プランを作っているとき、皆様もご存じであろうnitro氏の「ambedo ep」というEPに遭遇しました。「ambedo、知らない単語だな~」と思って、調べてみたら「The Dictionary of Obscure Sorrows」という謎のウェブサイトに導かれ、「opia」に会いました。

四文字で、広母音である[ä]で終わってるし、覚えやすい。良いんじゃないかと思い、2020年の3月中旬、創作を作り始めました。

速度速めのBPM193で、鷲掴みするニューロファンク。今まで一番やり込んだオリジナル楽曲で、代表作のタイトルに相応しい。

当時、僕の精神は…優れていなかったかもしれません。「勝ちたい」という気持ちで夢中になり、毎日8時間ほどパソコンの前でノーツを打ち込んだり、ミキシングをやったりしていました。

BGAも(依頼するお金がなかったから)自分で作って…

結局、トータル18位でした。「勝てなかった」、と。

今はもう反省して自分を改善していますが、当時はかなり思い込みましたね。勝てなかったけど、頑張ったって言いたかった。残念ながら時間旅行はできない故…

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一年後、色々ありましたが、その曲のお陰で今の自分になれました。沢山の人に出会えて、音楽へを「愛」を共有できて、仲間になったりしました。

先月(8月)、代表作であるこの「opia」のロングバージョンを作りました。

BGA作るやる気はなかったのでシンプルなビデオになります。すみませんでした。

ですが、今年のBOFXVIIには、今までの人生にないレベルの作品をお楽しみください。

最後になりますが、近々に音楽の依頼を開かせていただきます。

結局僕は何を書いていたんだ?

今後も引き続き何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。

rN

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