見出し画像

私的働き方改革

ダメダメ社会人の働き方改革


ひとつの考え方に固執する必要なんてないから、甘えじゃないから、自分が自分の味方でいてあげられるための自分の受け入れ方。
柔らかい頭で、どうか心を守ってほしい。


と、思って書き始めます。

19歳の秋、私は社会に出た。
専門学校2年生の途中、早期就職という制度に則ったものだった。
(高校卒業後の進路なんて特段何も考えずに決めてしまって、今となっては謎学歴が残る羽目になっているのは秘密)

そして、そんな私のダメダメ履歴書をここに公開する。

1社目、入社1日目"おはようございます!"の返答が"新入社員かよ〜だる"だった。
朝礼も終礼も輪の中に入れず、帰りは1人社内に取り残され施錠された。
はい、挫折。

2社目、"あなた以外辞めちゃったのよ"と、社長の言葉と共に始まった二度目の新入社員生活。
無駄な責任感と、また辞めるわけにはいかないという意志によりなんとか続けた1年弱。
はい、挫折。ごめんなさい。

(ここでフリーター生活2ヶ月挟む)

3社目、オープニングスタッフとして採用をいただいた3度目の新入社員生活。
三度目の正直か二度あることは三度あるのか、次でダメなら私に原因があると腹を括り挑んだ。
心が折れかける日はもちろんあったが、なんと3年半も続いてしまった。
それは確実に私の力ではなく同僚や上司の器の大きさで、それに加えて私の波長とぴたりと合う社風だったことも居心地の良かったひとつの要因だと思う。
そしてここで変に自信をつけた私は、"好きなことをしたい"という理由で調子に乗って退社。

(ここで留学や旅行に明け暮れる)

4社目+αは、ここで話しています☟
そんなこんなで退社。


無職になるたびにとてつもない劣等感に駆られて消え去りたくなる。
仕事ひとつで、自分の全てを否定し存在価値まで見失ってしまうことすらあった。
私の忍耐力の無さが故、どうしてこうもダメなんだろうかと自問自答の毎日だった。
当時を思い出すこともしんどい。

そんなこの6年と少しの社会人生活において、だんだんわかってきたことがある。
というか、思い出したことがある。
そういえば私は打たれ弱いし大した根性もない、その上ひとつのところに留まることもできない性分だった。
そして、その場に居合わせる人間から発せられるマイナスな感情は全て私が原因で私に向けられているように感じることが多かった。
自分の言動や態度を毎日振り返っては落ち込み、向けられた言葉の端々からわざわざ棘を探して悲しくなる。でもその落ち込みや悲しみは顔には絶対に出さずに、家まで持ち帰ることを自分との約束として生きてきた。
出したら全てが決壊し崩壊するからだ。
これが幼い頃から集団生活の中で感じてきた私の生きにくさであり生き方だった。
自意識過剰の思い込みで被害妄想だと言われればそれまでだが、この感性や心の造りは良くも悪くも私の特性で共に生きるしかない私の中の私だった。
そんな私にも学校を卒業したらしっかりと正社員として長く勤めるのが普通だ、という頭があったようで、そこを目標に生きていたとするならば今までの私は大失敗の連続で目も当てられない。
劣等感に駆られていたことにも納得がいく。

だからってこの劣等感を引っ剥がすために横着をして焦ったって仕方がない。
今の時代は働き方にも多様性があって、正解はない。
そう思える余裕はこの6年のおかげで生まれたものだ。
社会に出ると、心が辛くなってもなかなか休息を挟めないとか、ずっと同じ空間に同じ人間といることが辛いとか、私の中で様々な壁があった。
この壁達の乗り越え方や避け方は考えようとしてこなかった。我慢するしかないと思っていた。
だけれど、今も今までも無理に正社員として社会に復帰する必要なんてなかったし"周りからの目や今後のキャリアは一旦置いておいて、私が私を受け入れてあげられるような選択をしようか。"と思えるようになった。
その一歩目として、短期バイトでもいいし派遣でもいいし、定められた期間を働き切るぞ!という目標を元に今は社会に出ている。
辛くなったら辞めよう、でも頑張れそうなら行ってみよう。無理矢理それくらいの軽い気持ちに持っていって日々を送っている最中だ。
この短期間だけの関係性、と思えば相手や自分を許せることが増えた気もする。
3ヶ月でも働ききれたなら、自信になって自分を少し受け入れられるかもしれない。
このスタイルが合っていたら続けてみたらいいし、違ったら変えたらいい。
なかなか上手く生きられない私の暗中模索社会人ライフ。

冒頭にも伝えたが、ひとつの考え方に固執する必要なんてないから、全然甘えじゃないから、自分が自分の味方でいてあげられるための自分の受け入れ方。
柔らかい頭で、どうかあなたを守ってほしい。

現状を変えてみたって、何処かで傷ついて泣き叫ぶ日だってあるし、何も出来ない日もあるし、まだまだ見えない将来だけど、自分が居なきゃなにも始まらないから、守り切って見つけ出したいね。

働き方に限らず、自分の心と身体をいちばんに守っていてほしい。

こんなダメダメでもなんとか生きようとしているのね、と何処かの誰かの勇気になれたら嬉しい。

また衝動的に思いつくままに書いてしまったけれど、読んで頂いた方がいたのなら、本当にありがとうございます。
安全に素敵な休日をお過ごしください。

読んでくださり本当にありがとうございます。 皆様のお気持ちに涙が出るほど心温まります。 これからも心のままに生きていくぞ〜! 全ての人と愛おしい日常に心からのloveとhugを。