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「バズ」が起こる仕組みはとてもシンプル
「バズる」
いつの間にか定着したバズるという言葉。この言葉の定義を見てみると以下のように記されています。
短期間で爆発的に話題が広がり、多くの人の耳目や注目を集め、巷を席巻すること、といった意味で用いられる言い回し。主にインターネット上におけるソーシャルメディア等を通じた拡散などについて用いられる。
誰もが1つはSNSアカウントを持っている時代。バズることを1つの目的にして投稿している人もいるでしょう。まして企業アカウントとなれば、多くのユーザーへ自社の情報・コンテンツを届けたいはず。
では、バズはどんな条件で起こるのか。
バズり方はそれぞれ異なるものだし、そのきっかけも理由もアカウントによって違います。ただ、一定の条件と法則はあり、それは以外とシンプルなもの。
改めて、バズる条件や必要な要素を洗い出してみましょう。
反応してくれるフォロワーが第一
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バズる為に必要な要素として「優れたコンテンツの内容」を挙げてしまいがちなのですが、その前に重要な要素があります。
それは「コンテンツに反応を示してくれるフォロワー」です。ジャンルによってはそれらを「コアなファン」と呼ぶこともあるでしょう。
このフォロワー層がいなければ、なかなかバズは起きにくくなってしまいます。
どれだけ質の良いコンテンツが用意出来ても、フォロワーの反応が低ければ、コンテンツの広がりは起きず、全く反応のないまま投稿が埋もれてしまう…よくあることです。
優れたコンテンツを作ること。これはもちろん大事なのですが、いいねや拡散をしてくれるユーザーの支持を得ること。まずここを意識したいですね。
広めたい、反応したいと思わせる内容
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フォロワーの次に大事なのは、バズを生み出しやすいコンテンツです。本質的にはここに最も力を入れるべきですね。
バズるコンテンツは、「反応したい、広めたい」と思わせる仕掛けが必ず存在するもの(無意識下で仕組みが出来てしまっている場合もありますが)。中途半端な投稿がバズることはまずありません。
どんな内容のコンテンツがバズりやすいのか、例を出して説明していきます。
1.豆知識、学び、スキルのシェア
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自分が知らない豆知識や学びは、知識欲を刺激してくれるコンテンツです。ユーザーのスキルに好影響を与えるものであったり、普段から使いやすいものであると、より興味を引いてくれるでしょう。
「知っておくと役立つ」シリーズ:日常生活で役立つ、あまり知られていない小ワザや豆知識をシリーズ形式で投稿する。例えば、「知っておくと便利なキッチンの裏技」や「日常生活で使える応急処置の知識」など。
ビギナーからのチュートリアル:特定のスキルや活動に関する簡単なステップアップのチュートリアル。例えば「初心者のための基本的な写真撮影テクニック」や「簡単な家庭菜園の始め方」など。
専門知識の共有:自分の専門分野に関する深い洞察や興味深い事実を共有。例えば、科学者が最新の研究成果をわかりやすく説明する、経済学者が、現在の市場動向を分析するなど。「分かりやすい」ことが特に大事になる。
インタラクティブなQ&Aセッション:フォロワーからの質問に対する、特定のトピックについての一問一答など。例えば「プログラミングQ&A」や「健康と栄養に関する質問箱」など。
2.喜怒哀楽を極端に揺さぶるもの
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喜怒哀楽に触れるコンテンツは、 特にバズを生みやすい傾向があります。感情を揺さぶる投稿には「共感性」がセットで必要なので、いかに親近感を感じ、より強く思いを馳せることができるか、という点が重要になります。
喜び:感動的な個人的な成果や達成を共有する投稿。努力の末に達成した目標、賞を受賞した瞬間、家族や友人との特別な瞬間など。
怒り:社会的な問題や不正に対する、情熱的な意見表明。環境問題、政治的な不公平、社会的な不正義に対する強いスタンスを示す投稿など。
哀しみ:感動的な物語や個人的な失敗、困難についての投稿。愛する人を失った悲しみ、挫折や困難を乗り越える過程を共有するなど。
楽しみ:ユーモアや楽しい体験を共有する投稿。面白いエピソード、旅行の素晴らしい体験、日常の中の小さな幸せを表したものなど。
3.健康維持やフィットネス
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1.で紹介したスキルのシェアにも通じるものになります。健康維持の為の運動ルーティーンや方法、健康的な食生活の提案、食べ物の豆知識や効能に関する投稿は、健康に関心のある人々によく共有されます。
家庭でできる運動:特別な器具を必要とせず、家で簡単にできる運動のデモンストレーションなど。忙しいビジネスパーソンや、なかなかジムに通えない人にとって役立つコンテンツです。
健康的な食事レシピ:美味しくて栄養豊富な食事のレシピや、健康的な食事の準備方法を紹介する投稿。簡単で作りやすいものが特に好まれます。
モチベーションを高める引用や物語:フィットネスのモチベーションを高める引用文(名言)や、自分や他人の成功物語を共有する投稿。
4.エンタメ性の高い投稿
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エンターテイメント性の高い投稿は、見る人を楽しませてくれるものです。自分にしかできないもの、プロフェッショナルなパフォーマンス、ユーモアが加わったコンテンツを作り届けることで、バズを生む可能性は高くなります。
日常の面白いやりとりを捉えた動画:ペットのユニークな行動、子供の無邪気な反応、友人や家族間の面白いやりとりなど、日常の中のユーモアに溢れたな瞬間を捉えた動画は、多くの人々が楽しめるものです。
パロディやコメディスケッチ:映画、テレビ番組、有名人、あるいは日常の出来事のパロディやコメディなど。著名人のモノマネなどはバズを生みやすい傾向があります。
驚きのパフォーマンス:特別な才能や驚異的なパフォーマンスを披露する動画や画像、イラスト。例えば、街角での驚くべきストリートパフォーマンス、微細で繊細なイラスト投稿など。
リアクション動画:人気のある動画、音楽、映画、テレビ番組へのリアクションを記録した動画。近年は特に人気のあるジャンルに育ってきたので、今後も多くの人に支持され成長するジャンルになりそうです。
挑戦とチャレンジ動画:特定の挑戦やトレンドに挑む動画。例えば、SNS上で流行っているダンスチャレンジ、料理チャレンジなど。流行にマッチした投稿が特にバズる傾向があります。
何も考えずとも伝わる見せ方が大事
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ここまでフォロワーについて、そしてコンテンツの内容について解説してきました。この2つの要素が揃えば、バズが生まれる確率は高くなります。
そしてあともう一つ。「分かりやすく伝える」ことは、2つとセットで必ず考えてほしいテクニックになります。
パズるコンテンツに必要なのは「考える余地をできるだけ少なくし、脊髄反射で反応させるようなコンテンツ」です。
すぐに理解することが出来て、すぐに反応したくなるようなコンテンツ。コンテンツ自体の善し悪しは別として、この理解〜反応までのスピード感は、無視できないものです。
バズはいつもシンプルな理由から起こっている
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なんとなく面白いコンテンツさえ投稿出来ればバズる!という曖昧なイメージではなく、実際にはシンプルな方程式の元、バズは起きています。
その方程式に則ってコンテンツを作り、フォロワーを獲得し発信すれば、誰でもそこそこのバズは産むことが出来るはず。
しかし…ここがいちばん伝えたい部分なのですが…。
バズるコンテンツが必ずしも素晴らしい訳ではありません。バズが起きた先に何も生み出さず、逆にデメリットのみを生みだしてしまう場合も少なくありません。
見るものにとって、良い影響があるコンテンツをバズに繋げる。そんな流れができるとベストだなと思う次第です。
筆者:みのわりょうた
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