サッカーファンは幸せになれないらしい。でも…
ついさっき、アジアカップの日本代表×イラン代表の試合を見終えました。DAZNの有料放送でしか見れないと思い込んでいたけど、妻が今日は地上波で見れると教えてくれたので、そのまま見ることに。
結果は1-2で惜敗。最後は板倉選手がPKを献上してしまって、後半終了直前で逆転されてしまうという…いやー悔しい。Xを見てもみんな悔しがっていますよね。
久々に代表戦を見た僕でも悔しいんだから、サポーター、ガチファンの方々はより辛いことでしょう。心中お察しします。
実は大変なサッカーファンの実態
昔なにかで読んだ「サッカーファンは幸せになれない」という記事。試合後、なんとなくあのタイトルを思い出してしまいました。
「あの記事なんだっけな」と思い調べてみたら、2018年のGIGAZINEの記事が残っていました。そうだこの記事だ。
常勝チームのサポーターでない限りは、ほとんどの人が大きな心の痛みを感じるってことですね、今日のように…。
サッカーは年間300試合以上ありますし、毎週末、時にはそれ以上試合のスケジュールが組まれています。試合前はとてもワクワクしますし、その時を楽しみに1週間過ごす方もいるとは思いますが、負けてしまえば絶望。なんとも悲しいサッカーファンの生き方でございます。
敗北は次へ続くストーリーの始まりと思うべし
今現在、僕は格闘技ファンの要素が強いもので、先日は武尊×スーパーレックの試合により、精神のどん底を彷徨いました…。辛かった。
ただ、このどん底から、次のステージへ選手が進んでいく過程も楽しんですよね。敗北はスパイスみたいな感じ。最近は推しの選手が負けた後こそ、その後のストーリーを気にする様にしています。
サッカーも同じ。大きな敗北があるからこそ、大きく次のストーリーが動き始めると、そう思った方が楽しいですよね。
スポーツは幸福度より興奮度が勝つ
実際のところ、勝負事は幸福度よりも、どれだけ興奮できるのかが大事だと思うんですよ。どれだけ他のことを忘れて応援できるか、試合に熱中できるか。ここが魅力なんですよね。
仮にサッカーファンが幸せになれないのだとしても、興奮している度合いや回数は間違いなく多いはず。それでいいんです。だからこそ楽しいし、振り切って応援ができる訳で。
心の平穏が保たれなくても、心が熱く震えればそれでいい。そういうことなんです(たぶん)
勝敗の前に、最高に興奮できたことを幸せに思っておこう
あーそろそろ現実に戻ります。日本代表負けたの辛い…。Xを見ると先程の試合に対して、かなりの数の批判、落胆、怒りのポストが溢れかえっています。まぁそうなるわな。
ただ、ここまで書いた内容を踏まえて言いたいのです。興奮できただけ、いいじゃないか、と。
この2時間、感情のままにサッカーを楽しむことが出来て、目を離さず堪能できたことは、間違いなく素晴らしいことです
サッカーファンは幸せにはなれないのかもしれない。普通の生活を送る人たちよりも、圧倒的に心の傷を負う回数は多いのかもしれない。ただ、感情を出して喜び、泣き、怒り、落胆できる、素晴らしい人生を送っていると思うのです。
そんな、スポーツに振り回されている自分に誇りを持って、また次の興奮できる機会を待ちましょう。
現実を忘れて熱くなれる素晴らしい瞬間を、また堪能できるのですから。
…と、思いつつ今日は涙を流して寝ます。おやすみです。はぁ。
書いた人:みのわりょうた
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