高校演劇脚本公開
皆川が高校演劇部用に書いた脚本を公開しています。
稽古・読み合わせなど自由に使ってください。上演の際はメールまたはTwitter DMにて一報のうえ、高演協の定める手続きをお願いします。
プレイ・イット・アゲイン
学校祭の準備が進む生徒会室。そこで生徒会副会長のユイに土下座をしている演劇部部長のナツキと後輩のケイタ。ナツキは演劇部のなけなしの部費をほとんど宝くじで溶かしてしまったという。その真意が少しずつ明るみに出てくる。学校祭公演向け(?)の短編作品。(男1・女3 30分)
〈札幌大谷高校演劇部〉
● 2024学園祭公演 上演(2024年7月)
三月三十二日の人魚たち
高校2年生のサクラは、3月のある日、友達と一緒にカラオケに行く。そこでとある理由から彼女の時間が止まってしまう。自分は成長しないのに、他の友達はどんどん成長していってしまう。最後にサクラが見るものとは?SF(すこしふしぎ)なテイストの物語。(女4・不問1 70分)
〈北星学園女子高校演劇部〉
● 札幌私立3校高校演劇部合同演劇祭H2O 上演 (2024年3月)
〈桐朋女子中学校演劇部〉
● 第51回東京都私立中学校演劇発表会 特別賞(3位相当) [潤色: 同演劇部] (2024年7月)
あたしたちがいくつになっても
高校2年生のサヤは、吹奏楽を続けるために北海道の田舎町・興別(おこりべつ)町から札幌へ出てきて、寮で高校生活を送っている。しかし、入学から1年がたった今、部活を休部し勉強にも力が入らない。同じ寮生のノゾミや他の寮生が元気づけるが、寮長のカホには毛嫌いされている。そんな春のある日、中学時代の後輩のアカリが新入生としてやってくる。(女14 55分)
〈北星学園女子高校演劇部〉
● 第73回高文連石狩支部演劇発表大会 優良賞 (2023年10月)
エスケープ・ハッチ
高校3年生のメイは、深夜の公園で一人、スケッチブックに漫画を描いている。それは自分が所属していた演劇部を描いた漫画だった。部長だったナナミがメイを心配し駆けつけ、二人は演劇部での楽しい思い出を思い出しながら漫画を読み進めていく。(女5 55分)
〈北星学園女子高校演劇部〉
● 第72回高文連石狩支部演劇発表大会 最優秀賞 (2022年10月)
● 第72回全道高等学校演劇発表大会 優良賞・NHK札幌放送局賞 (2022年11月)
オリオン
「エスケープ・ハッチ」の下敷きにした作品。3人組ガールズバンド「オリオン」が、高校最後のライブのために楽屋で待機している。しかし、突然の大雪でライブの中止を余儀なくされた3人。そこから、3人がバンドにかける思いが交錯していく。(女3 50分)
〈札幌大谷高校演劇部〉
● 第70回高文連石狩支部演劇発表大会 優良賞 (2020年10月)
お乗り換えのご案内をいたします
皆川が初めて書いた脚本。幼馴染の高校3年生・ユウキ(初演はケイスケ)とアイは、乗換地点のバス停で談笑している。ある日、ユウキは片思いをしている女の子に告白し、フラれたことをアイに話す。告白した時になぜか貰ったあんパンをめぐって、二人が談義を繰り広げていく。(男1・女1 45分)
〈岩見沢東高校演劇部〉
● 第3回高文連空知支部演劇発表大会 優秀賞(全道推薦)(2011年9月)
● 第61回全道高等学校演劇発表大会 努力賞・創作脚本奨励賞 (2011年11月)