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自分がどうしたいのか、と問い続けよう

podcast「機微を抱きしめて」第15回「自分がどうしたいのかと向き合う向井くん」のあとがきです。

spotifyからも聴けます🟢

冒頭で、これまでの自分の放送を振り返った反省をしております。
端的に言えば、人の意見や目(耳?)を恐れずに、自分の心がしっかりと揺さぶられた出来事について、正直に、多少偏ったり間違ってても良いから、述べていきますよ!ということを話しました。

補足ですが、自虐表現もよく挟まれてることに気づき、そんな表現もやめて、怖がらずに、曝け出していきたい、と思っております。
完璧を目指さず、やっていこうと思います。

さて今回の素朴な疑問のコーナーは、「なんで相撲レスラーは取組前にお腹を叩くの〜?」というものでした。
ぜひ聴いてみてなんでなのか、確認してみてくださいね!

本題はドラマ「こっち向いてよ、向井くん」がとても良かったので、自分の中の良いと思った点と特に好きだったエピソード2つを紹介しています。

このドラマでは、結婚や恋愛周りでよく聞く女性の「ちょっとめんどくさい」と扱われがちな発言や価値観が、登場する女性たちを通して取り上げられます。

例えば
「男性の”俺がお前を守る”って、何からどうやって守ってくれるわけ?」
「結婚すると、お互いが”夫””妻”などの役割に引っ張られていき、関係性が変わるのが嫌だ」
「結婚というより子供が欲しいので恋愛ではなく家庭を築く相手を探してる」
「親の価値観に添いたくないから結婚したくない」
などなど・・・

こういうちょっと答えに困るようなことを言う人っているよね、、、という女性が毎話登場するのですが、このドラマの素敵なところは
彼女たちの描写が、ただのプロトタイプやそれに対する冷笑もしくは寄り添いだけにとどまらないところ。

彼女たちそれぞれがどうしてそういう考えに至ったかを、あくまで個人的ケースとしてそれぞれ経緯が描かれているのです。

バックグラウンドを知るにつれて、そういう悩みや考えって、抱いてしょうがないよね?と思わせてくれる優しさがあります。

いちいち心の違和感に対して、立ち止まって考える、向き合う、ということをせずにはいられない私は、そのプロセス自体を肯定してもらえた感覚もありました。

また、彼女たちそれぞれが、向井くんとの対話などを通して、自分がほんとはどうしたいのかと向き合い、考えなおしたり、別の方向に進んでみるというところも好きなポイント。

向井くんにはわからないよ!みたいな感じで、自分たちそれぞれの悩みや考えにとどまって、終わってしまいそうなのが現実。

また、劇的に何かが変わって綺麗に解決するのだとあまりにもドラマティックファンタジー。

全部解決するわけではないけど、とりあえず何か一つ今までと違う方に動いてみよう、という描かれ方がするのです。

ラジオでは、ドラマの中で自分が強く感情移入した2つのエピソードについて紹介し、感想をたっぷり述べています。ぜひチェックしてみてください。

特に父親の価値観を軸に人生を選んでしまっていたことに気づいた美和子ちゃんの話は、自分と重なるところがあり、泣いてしまいました。

こっち向いてよ、向井くんはNetflixで配信されています。ゆるい感じで観れて、かつたまにドキッと刺さる、そんなバランスも心地よいので、気になった方はぜひみてみてくださいネ!

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