マガジンのカバー画像

Jリーグ試合分析

52
運営しているクリエイター

記事一覧

FC東京vs町田ゼルビア~演出された舞台の主役は~[Jリーグ第9節]

ホーム4連戦の締めは町田ゼルビアと初顔合わせ。仲良く東京ダービーしようか。 メンバー・FC東京 出場停止の安斎に代わり遠藤が右WG、佐藤が初のメンバー入り。土肥、小泉、遠藤がルヴァン杯から継続。小泉アニキに休みはなかった、、。 ・町田ゼルビア 藤尾と平河が代表召集で不在。望月、宇野、高橋が初のスタメン。チャンミンギュが初の欠場で昌子が今季2回目のスタート。ナサンホ久しぶり。 主役を引き立てる2人あまり見覚えのない主審の笛でキックオフ。試合はFC東京が保持する展開で進んで

FC東京vs浦和レッズ〜熱狂国立 これぞ至極のフットボール〜[Jリーグ第6節]

ミッドウィークは国立開催の浦和戦。今季一発目の連戦です。 メンバー・FC東京 川崎戦から6人入れ替えて大幅ターンオーバー。野澤、中村、安斎は今季初、土肥と俵積田は開幕戦以来、エンリケが出場停止と謎の欠場を挟んで3試合ぶりのスタメン。平均年齢22歳のヤングトーキョーで挑む。 ・浦和レッズ 前節からの変更は1枚のみで、FC東京とは対照的にメンバーを変えずに連戦。大久保に変わり大畑が今季初スタメンで左SB。渡邊が初めて左WGに入る。今の髪型めっちゃカッコええな、凌磨。 噛み合

川崎フロンターレvsFC東京~根付いていないスタイル~[Jリーグ第5節]

代表ウィーク明けの3連戦。多摩川クラシコでスタートです。 メンバー・川崎フロンターレ 3連敗中の川崎。鹿島戦からスタメン5人変更し、今季初の4-2-3-1でスタート。瀬川と遠野が初のスタメン。マルシーニョは出場停止だが、エリソンが3試合ぶりの復帰。 ・FC東京 前節福岡戦と同じセットで代表組に休みなし。小柏とディエゴが復帰して火力もりもりのベンチに。エンリケはどこへ。 拘りすぎた狙い撃ちFC東京の保持から。 川崎はトップ下の脇坂を押し出して4-4-2で被保持。2トップ

アビスパ福岡×FC東京〜これが真の姿か〜[Jリーグ第4節]

さあ今年もやってきました九州。なんか福岡の地で24年間勝ってないらしいね。え?去年25周年やったのに? メンバー・アビスパ福岡 ここまで1勝2分で負けなしの福岡。前節からの変更は岩崎→金森のみ。新加入のイラン人、シャハブザヘディは早速ベンチ入り。 ・FC東京 出場停止のエンリケに代わり木本が初スタメン。メンバー外のディエゴに代わり高が移籍後初出場で荒木のゼロトップシステム。A代表選出の長友とU23代表選出の佳史扶、松木、荒木はスタメン。野澤はベンチ入り。5人もいます。

FC東京vsヴィッセル神戸~まだ死んでいない~[Jリーグ第3節]

味スタ2連戦で第3節。前年王者を迎えます。 メンバー・FC東京 小泉が初スタメンでキャプテン3人が揃い踏み。ベンチでは小柏が初のメンバー入り。そして中村帆高がアキレス腱断裂から復帰。昨年の4月以来約1年ぶり。おかえり。 ・ヴィッセル神戸 柏レイソル戦で汰木と佐々木が負傷でWG不足の神戸。前節からは4人変更で本多、宮代、広瀬、武藤が今季初スタメン。 予習済みの対応キックオフ。ピッチ内にボールを取りに行っていきなり派手にずっこけるボールボーイ。あとでいじられるやつ。 試合

セレッソ大阪×FC東京〜それでも手にした最低限〜[Jリーグ第1節]

ついに2024年のJリーグが開幕。Jサポの皆さん明けましておめでとうございます。今年も気ままに投稿していきます。どうぞよしなに。 東京の3クラブがJ1に集結した今シーズン。我らが青赤FC東京はアウェイのセレッソ大阪戦で幕開け。新しいエンブレムを胸に、いざ出発です。 メンバー・セレッソ大阪 新加入の登里、田中、ルーカスフェルナンデスが開幕スタメン。日本代表で輝いた毎熊がキャプテン。早よ海外行け。 ・FC東京 新加入でメンバー入りとなったのはまさかの荒木のみ。注目のエンリケ

FC東京×名古屋グランパス〜再出発 新たな船長を迎えて〜[Jリーグ第18節]

2023年のJリーグは早くも後半戦。 前半戦終了のタイミングでアルベル監督を解任したFC東京。新監督にはピーター・クラモフスキーが就任。新たな船長と共に旅は再出発である。そしてひかるのレビューも再出発です。では早速。 スタメン・FC東京 ピータートーキョー初陣は4-2-3-1を採用。ルヴァン杯の京都戦からの変更は1枚のみ。右SBには小泉が入り、塚川に代えて俵積田が左SH。俵積田は7節の湘南戦以来2ヶ月半ぶりのスタメン。きたきた。 ・名古屋グランパス 4連勝中の名古屋。前

アビスパ福岡vsFC東京〜突きつけ合った手前と背後~[Jリーグ第11節]

ゴールデンウィーク3連戦の2戦目はアビスパ福岡戦。苦手な九州アウェイです。 福岡は2節から6試合負けなしと好調だったが、新潟に2点差をひっくり返されてから3試合勝ちなし。ホームでは全勝だったが、前節は川崎相手に黒星。これで3戦連続複数失点が続いている。 一方のFC東京。前節は新潟とのアルベルダービーに競り勝ち今季初の連勝。ただ、ここ2試合は相手にボールを持たせた(持たれた)展開。保持でどう試合を進めていくかはまだ課題が残るところ。 スタメン・アビスパ福岡 前節からはスタ

FC東京vs京都サンガF.C.〜ディエゴに挑む2人〜[YBCルヴァン杯グループE第2節]

代表ウィーク中のルヴァン杯第2節。ホームに京都サンガF.C.を迎える。黒星スタート同士の一戦です。 リーグ戦の方でも既に顔を合わせており、早くも今季2回目の対戦。そのリーグ第3節ではFC東京は何も上手くいかず。プレスが嵌って蹴っ飛ばして回収されるの繰り返し。もはや繋ぐ気があるかも疑う内容。2-0で今季初黒星を喫した。 詳しい試合内容はこちらから ↓ スタメン・FC東京 いつもの4-3-3に戻して主力とサブ組が混じったスタメン。松木と熊田がU-21日本代表から開幕戦以来の

名古屋グランパスvsFC東京~失い失わせた良さ~[J1リーグ第5節]

※3月の中旬から生活の方がカツカツでサッカーの方に手が回っていません。そのため、レビューの投稿が大幅に遅れています。それでもFC東京の試合はルヴァン杯含めて全試合やるつもりなので、投稿されたら隙間時間にでも覗きに来て頂けると嬉しいです。 それではJリーグ第5節、名古屋グランパス戦です! 代表ウィーク前最後の一戦、名古屋グランパス戦です。佳史扶、日本代表初選出おめでとう!めでたいね。 名古屋は3勝1敗と好スタート。ここまで失点は1と健太さんらしい堅守。前節の柏レイソル戦は3

FC東京vs横浜FC~まずは1つ解決~[Jリーグ第4節]

4試合ぶりに味スタに戻って第4節。横浜FC戦です。 FC東京は前節の京都サンガ戦で今季初黒星。まあ何も上手くいかず。プレスが嵌って蹴っ飛ばして回収されての繰り返し。どこを目指しているのか?今の道が正しいか?その答えを試合で見せてほしいところ。 一方、昇格組の横浜FC。今季はここまで1分2敗と未だ勝ちなし。ここまで6失点、その内5点は前半に喫したもの。その中でもエース小川は3得点とJ1でも量産中。 FC東京はここまでの公式戦5試合、全て勝ちなしのチームと当たっている。嫌な

セレッソ大阪vsFC東京〜脅かしていけ〜[YBCルヴァン杯グループE第1節]

はい。唐突に初のルヴァン杯レビューです。 昨季はそもそも視聴環境がなかったのでリーグ戦のみのレビュー投稿でしたが、今季は見たい欲を抑えきれずにスカパー契約。それだけ今季のFC東京には楽しみな若手が多いのです。ただ月額が高え。当分の間、贅沢は柿ピー半カケラでやっていきます。それでもFC東京のためにと豪遊。 ということでルヴァン杯のレビュー。全試合やるかは分かりませんが、リーグ戦同様こちらもよしなに。 ここから本題。FC東京はグループE。同組にはセレッソ大阪、ガンバ大阪、京

京都サンガF.C.vsFC東京~この道は正しいか?~[Jリーグ第3節]

第3節はアウェイで京都サンガ戦。俺の好きなスタジアム暫定1位です。 京都は鹿島、名古屋相手に敗れて連敗スタート。得点0と歓喜の瞬間は未だ訪れていない。システムは4-3-3、3-4-3を使い分け、2試合でスタメンが5枚も代わっている。ただ強度高くプレスに来る。この姿勢は不変である。 一方のFC東京は1勝1分。前節の柏レイソル戦は強風の中での試合。環境に合わせてロングボール中心で戦い1-1。強風やらイエローカード連発やら退場やら忙しい試合だが、風を上手く使い、決定機を多く作っ

柏レイソルvs FC東京~自然には抗えない~[Jリーグ第2節]

シーズン最初のアウェイ戦は柏に乗り込む。 柏は開幕戦のG大阪と引き分け。昨季は3バックメインだったが、今季から4-3-3のシステムに挑戦。縦に早く細谷のスプリント力を活かした攻撃。にしても細谷がキレキレ。G大阪にリードを許しながらも後半ATにその細谷がPKを沈めて2-2で試合終了。まあとにかく今季の細谷はヤバそうだ。 対してFC東京は浦和を2-0で退けて白星スタート。前半は停滞感のある内容。しかし、後半からは4-2-3-1に変更し、途中出場の安部が輝きを放って2点をゲット