2022/02/20

ビカクシダの元気が無い。枯れてしまうかもしれない。エンパス気味なせいか、幼い頃から動植物が弱っている様子を目にすると、メンタルに来てしまう。苦しい。胞子葉がシワシワ状態から戻らず、毎日泣きそうだ。起床して様子を窺う度に悲しくなっている。問題の株はネット経由で手に入れた板付けのものなのだが、水やりのタイミングをしくじったのか、部屋の温度が低すぎるのか、そもそも購入時点から板付けされたばかりで状態が安定していないのか、品種由来の繊細さが原因なのか、とにかく急に元気が無くなった。ビカクシダに関しては、他の株(このblogに詳細を掲載していなかったが、ビカクシダは今トータルで5株管理している)は皆順調に生育しているのだが、彼らは鉢植えで管理しているので、板付けとは水切れのペースがまた違うのかもしれない。板付けの株を管理するのはこれが初めてで、私も諸々勉強不足だったのかもしれない。色々原因は考えられるのだけど、結局の所、シダの様子の観察が甘かった私に非があると思う。もうすぐ春だし、元気になってくれる事を祈るばかりだ。早く春が来てほしい。芽吹きの春。

この一カ月、無性に町中華のチャーハンが食べたくてしょうがなかった。昼前になるといつもチャーハンの事を考えていた。つまりチャーハン病である。仕事の合間のランチにコンビニのチャーハンを買って食べたりはしていたけれど、どうしてもお店のデカい中華鍋で炒めた熱々のチャーハンが食べたくて、頭がおかしくなっていたんだと思う。今日、ようやくマジのチャーハンを食べた。美味しかった。海老がプリプリで、レタスは良い加減に火が通っているお陰でサクサクしており、塩味も絶妙だった。胃袋が馬鹿なので、本当は3合分ぐらい食べたかった。チャーハンという料理には、材料が至極シンプルであるからこそ料理人の腕が問われるストイシズムが漂っている感じがする。哲学ではないが、何だかんだシンプルなものこそ、真に追求するに値すると思う。また食べたい。次はあんかけチャーハンを注文しようと思う。ついでに紹興酒も飲みたい。チャーハン大好き。

外出ついでに、アンティークショップでイギリスのHORNSEAというメーカーのカップとソーサーのセットを購入した。庶民的かつキレのあるスタイリッシュなデザインに一目惚れし、前々から欲しかったものである。次に訪れた時に残っていたら絶対に買おうと思っていた。無事に買えて良かった。それにしてもアンティークショップの類は、どうしてここまで居心地が良いのだろうか。単刀直入に言って沼なので敢えて深く手を出さないようにしているが、アンティーク時計やインテリアの展示を見始めると、気付けば数時間は経過している。温故知新というか、要は良いものは時代を経てもやっぱり燦然と普遍的な輝きを放っているように私には思われるし、将来的には何かしらそうした輝きを後世に伝えるような仕事に携わりたいという気持ちは漠然と前々からあるのだけれど、これをどう形にしていくかという事を最近よく考えている。流行りに乗るのはやっぱり得意じゃないし、私らしくないと思う。おわり。

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