2022/02/05

とにかく朝から顔が痒かった。昨日仕事終わりに脱毛クリニックに行き、顔面に施術をした影響で肌が乾燥しているんだと思う。元々顔面は脱毛予定ではなかったが、全身脱毛をする内に、顔面だけ無施術である状態が徐々に気持ち悪くなってきたため、顔面分の施術代も追加で支払う事に決めた。俺には破壊しかないんですよ。

施術後、後は帰宅するだけだしもう知らんがなと思い、ノーメイクでクリニックを出て駅に直行するつもりだったが、何だかこのまま帰るのは勿体ないような気がしたため、銀座に移動してノーメイクで街を徘徊した。煌びやかでハイソな通りを何本も抜け、地図も気にせず無目的に逍遥する内に、変にハイになってしまい、ふと腕時計を見ると1時間弱が経過していた。要するに気持ちが良かったのだと思う。教養としての露出。

今日の話に戻る。午前中は植物の水やりと配置換えをやってから、メルカリの発送がてら外出し、ビカクシダの板付け用の資材を検討するため、近所のホームセンターに行った。DIYコーナーで木材やワイヤーネットを凝視した結果、小さめの焼杉板(コルクや適当な板に着生させる方法もあるかと思うが、カビ等が繁殖する可能性を考慮すると、材質的には焼杉がベターか?)に、ワイヤーを吊るす用の穴と、通気・水やり用の穴をドリルでボコボコ開ければ、着生板の簡易版は自力で作れる気がしてきた。ネットショップでも着生板は出回っているのだが、洒落たものになると結構高値になるので、もう自力で何とかやってしまおうかなと考えている。

(ランやチランジアもそうだが)ビカクシダは、他の樹木や石に着生して生を営む植物なので、一見すると彼らは他力を利用して自立しているように思えるが、原生地の様子を鑑みると、彼らは彼らで蟻のような類の昆虫達に安定的な営巣空間を提供しているわけで、そう考えると彼らも自然界というシステムの中で他のアクターの自立のための他力として機能しているという話になろう。奪取ではなく共生。私がビカクシダに着生板を作ってあげたら、私のDIY精神は、彼らを通じてこの世界にどう漏れ出していくのだろうか。

帰宅後は、放置しまくっていた民法の復習をやりつつ、集中力が切れると、猪木正道の『独裁の政治思想』の残りを読んだり、錦鯉のネタと神無月の竹内力モノマネをだらだらとYoutubeで観るなどした。ハリウッドザコシショウのYoutubeチャンネルやバラエティ番組等を見て思うのだが、錦鯉の渡辺さんは司会進行能力がすこぶる高い上に、演技力もあるし、AVにも詳しいし、とにかく可能性が無限大な印象を受ける。

最近、集中力が持たない。労働強度が高い週は知的活動をやる気力が残ってくれないため、労働強度がさほど高くない週に勉強を再開しようとすると、時間が経過しているせいで過去のインプットが頭から抜けてしまっている事が多い。何か生産的なやり方を編み出すか、労働強度に負けない強いフィジカルを手に入れる必要がある。結局は筋トレかドーピング以外にソリューションはないのだろうか。とにかく労働が憎い。私はもうニーチェが言うところの末人になってしまったようだ。くだらないノイズの処理に追われてばかりで、本質的な事を考える能力が徐々に失われていっている気がする。おわり。

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