2022/01/30

昨日今日とメルカリで結構な数の商品が売れた。ありがたい。購入者の方々も、レスポンスが早い方々ばかりで助かった。だらだらしているとすぐ忘れてしまうため、午前中に商品の梱包と発送手続きを一気に済ませた。学生時代、百貨店で長らくバイトをしていた関係で、簡単なギフト包装の仕事には多少慣れている方だし、商品の形状にあった梱包方法や梱包材を考える作業自体は嫌いではないと思う。

もうすぐバレンタインデーが来る。バイトをしていた頃、この時期はちょうどチョコレートやマシュマロといったお菓子を可愛らしい袋や箱に詰めて、クルクルしたリボンを結ぶ作業ばかりやらされていた記憶がある。私が包装した商品も、もしかしたら誰かが愛なり感謝の気持ちを囁くための小道具として活躍する可能性を秘めているのかもしれないと思うと、単純作業をこなす自分の手元に幾ばくかの光が差し込んできたような気持ちになったものだ。労働の悦び。恋愛と贅沢と資本主義。

メルカリの発送作業を済ませた後、当選した宝くじを換金しに最寄りの宝くじ売り場に行った。3000円が600円に化けた。普通に考えて大損であるが、宝くじの場合、当選出来ただけで猛烈に嬉しくなってしまうのはなぜだろうか。この仕組みが不思議でたまらない。金融資産に関しては、現金預金、定期預金、積立NISA、米国株に分散して運用しているのだが、市場の調子が上向いたお陰で結構な含み益が出た時でも、宝くじに当選した時と比較すれば、感情はほぼ無に等しい。現在も世界的に株価が暴落しまくっているが、市場は乱高下を繰り返すものなので、(所有している株の性質にもよるが)短期スパンで一喜一憂してもしょうがないというのが私の考えだ。過程で浮き沈みがあっても、最終的に勝ちを取れればいいと思う。要するに3億円当てたい。

メルカリで儲かったので、稼いだ分を早速消費に回し、ヤフオクでビカクシダ ビーチー(Veitchii)を落札した。オーストラリア東部が原産地で、強烈な日差しから身を守るため、細長い胞子葉に分厚いトリコームが生えている品種である。見た目は白くスタイリッシュだが、格好よく引き締まった姿に育てるためにはそれなりの強光線が必要なんだろうなと思う。冬場は室内で管理し、暑い季節はベランダの半日陰ぐらいの場所に干すイメージで育ててみようかなと考えている。元気な個体が届いてくれればいいなと思う。

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アルシコルネ(P. alcicorne)の赤ちゃん胞子葉

来週も生き延びたい。おわり。

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