2022/4/17

ビカクシダの板付けが遂に完了した。達成感がすごい。

板付け用の板作成から実際の板付け作業まで結構な時間がかかったが、数をこなす内にコツが掴めたので、次回板付けをする機会があればそれ相応に作業を効率化できると思う。一ポットに複数の成長点が見受けられるものについては、カッターナイフを使って可能な限り株分け(生命の線引き?)したため、今部屋のビカクシダの株数が大変な事になっている。私の部屋は完全にビカクシダに乗っ取られてしまった。猿の惑星。マーベルの『ヴェノム』みたいな感じで、その内ビカクシダが私に寄生して暴れ回り始めるのも時間の問題だと思う。また、どさくさに紛れてモンステラ(モンステラという名前自体はやはりラテン語のmonstrumから来ているが、ハワイアンキルトのモチーフとして常用されているとおり、ハワイ語だとこの植物は全く別の意味を持つらしい)も増えた。ビバ、ジャングル。

植物たちについては、現在は何とか部屋に収まっているが、これ以上増えたら置き場に困ってしまう可能性が高い。という事で、今後も増える前提で部屋をどう改造すべきかという事をよく考えている。ダクトレールを天井に取り付けてシダを吊るしたり、いかがわしい真っピンク色の光(N.W.レフンの映画によく出てきそうなやつ)を放つ植物育成ライトを取り付けてみたらどうか等色々アイデアは頭の中にあるものの、まだまだ悩み中である。何がともあれ、みんな元気に育っていってほしいと思う。仕事でヘトヘトになって夜遅くに帰宅した時、部屋にワサワサと植物が茂っている様子を見ると、すごく癒される。彼らには自我が無いが、そこに何らかの共生関係が成立している事は事実であって、一緒に暮らしている内に私もその関係性の恩恵を受ける一主体であるという自覚が芽生え始めた。たぶん南方熊楠とか真剣に読めば何かとヒントがもらえるのかもしれない。頑張りたい。おわり。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?